実施レポート [ 速報レポート３　蚕を育てて・・・(3) ]

NO	団体名	主な企画内容
21	駒ケ根市立中沢小学校　４年（長野県）	「お蚕様を育てて命をいただいて物をつくろう！！」地域の伝統産業である養蚕を教科学習と関連付けて学び、体験の成果を学校新聞で地域に発信。蚕の飼育、餌となる桑の栽培、育てた蚕の繭で真綿のエコカイロ等を作る体験で、ふるさとへの理解を深める。

実施日　　6月１９日（水）
実施場所　中沢小学校4年教室
参加者　　児童18名　指導者1名　シルクミュージアム学芸員竹内さん　　計２０名

活動目的

　お蚕様の卵を届けていただき、孵化した後の世話の仕方、注意することなどを教えていただ貴、自分たちで飼育できるようにする。

活動内容

　お蚕様の卵を見る。
　実際に桑の葉を見ながら、どのような葉を与えたらよいか教わる。
　お蚕様の飼育の仕方、注意することなどを話していただく。

活動の成果と課題

　子どもたちの日記より

　今日楽しみだったかいこのたまごを見ました。わたしがびっくりしたのは本当にこんな中から出てくるのかなぁということです。心配になりました。色も灰色だから、何かのカスなのかなあと思いました。楽しみなこと、かいこが生まれることです。早く生まれてほしいです。
（M）

　私は今日のかいこののことを聞いていたらきらいじゃなくなりました。だけどせわやフン取りが大変なんだなあと思いました。今日かいこの卵を見たら私が思っていたより小さかったです。私がかいこのせわをする時一番気をつけたいことは手を洗うことです。大変だと思うけどしっかりやりたいです。
（S）

　今日、五時間目に竹内さんが来て、蚕の育て方を教えてくれました。
　さいしょにたまごを見て、「もうすぐふかする」と言っていました。
　ぼくは、お家の人と、蚕のふんなどをどこにかたづけるか話し合って、いいかいこにしたいです。
（T）

○これまでも子どもたちは、本やインターネットなどで、飼育法や注意することを学習し　てきていたが、実際に目の前で世話の仕方を教えていただけたのでわかりやすかった。

これが蚕の卵です

シルクミュージアムの学芸員竹内先生

竹内先生が教えてくれるお蚕様の飼い方を真剣にきく子どもたち