NO団体名主な企画内容
21 駒ケ根市立中沢小学校 4年(長野県) 「お蚕様を育てて命をいただいて物をつくろう!!」
地域の伝統産業である養蚕を教科学習と関連付けて学び、体験の成果を学校新聞で地域に発信。蚕の飼育、餌となる桑の栽培、育てた蚕の繭で真綿のエコカイロ等を作る体験で、ふるさとへの理解を深める。

速報レポート(17) 中沢小学校 4年 2回目のお蚕様の飼育始めました

日時 9月19日(木)~
場所 中沢小学校4年教室 および 各家庭
参加者 児童18名 指導者1名 + 保護者?名  計19名
活動目的

 自分たちの希望するもの作りのための繭を確保するため、また、直接体験できなかった卵からの稚蚕を経験するため、2回目の飼育に挑戦する。

活動内容

  • 孵化までの卵の保管(24日孵化予定の卵を、温度、湿度を保って孵化まで見守る)
  • 稚蚕の体験
  • 孵化から2齢までの日々の変化の観察

成果と課題

 19日、高原社さんからお蚕様の卵が届きました。
「え~これで500個あるの!!」
「前(前回250粒)より少なく見える!!」
「色も黒っぽいよ」





届いた卵に、子どもたちの驚きの声が響きました。
 この卵を慎重にみんなで分け合い、その卵を習字紙にくるみ、ケースに入れ、まわりにしめった新聞紙を入れ湿度を保てるようにしました。
「私が、お母さんだから、守ってあげないとね…。」
子どもたちの2回目飼育が始まりました。

 運動会の振替休日明けの25日、桑畑に行くと、子どもたちも桑を取りにやってきました。
「先生、全部けごになったよ。」
「ちゃんと、けごになった。よかった~」 うれしそうに報告してくれました。
 教室に行くと、「けごになった」「まだならない」との会話があふれていました。

 朝の活動前に、
「先生、今、わたしの蚕、卵から出てきてるよ。」という報告。
虫眼鏡や顕微鏡を使って、みんなで孵化の瞬間を楽しみました。
けごがでた後の卵は、真っ白になるということも確認できました。

 26日には、「先生、もう色が変わってきたよ。」という言葉。出てきたときは真っ黒に見えたお蚕様、翌日には灰色に見え、3日目には頭の方が白っぽく下はちょっと茶色に…と変化したのに気づけました。

○自分で育てることで、多くの発見ができるということを今回も感じました。難しいので、稚蚕は先生が…といわれていましたが、挑戦させて良かったです
○飼育活動は、子どもたちが本当に一生懸命になり、いきいきと関われるよい活動だと改めて感じた。



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