NO団体名主な企画内容
18 横浜市立いずみ野小学校(神奈川県) 「いずみ野小地産地消プロジェクト」
もち米と大豆を育て、きなこ餅として食べる生産活動を通して、地域と学校のつながりを感じ、自然と関わることの大変さと喜びを知り、命の尊さを感じる。35年続いている学校の伝統を、次の世代に繋げていくプロジェクト。

速報レポート10

日  付:8月26日(金)
活動内容:観察・ネットかけ
参加人数:児童175名 指導者20名
活動記録

夏休み期間中、子どもたちは田んぼの成長の様子を観察しに田んぼに行きました。稲の分けつや穂がつき始めたことに気がつき、変化を実感していました。それと同時に、教員は竹林から竹を切り、ネットかけの準備を行います。田んぼに竹を打ち込み、針金をまき、ネットをかけることで鳥に食べられてしまうことを防ぐのが狙いです。


竹林から竹を切り出し、先をななめに切り落とします


机の上に乗り竹を打ち込みます


ネットを張り終えた田んぼ

稲の様子

子どもたちの観察



子どもの感想

  • 台風10号で飛ばされないことを祈る。おいしいもちになりますように。
  • 自分たちでしろかきをした方は地割れが少なく、していない方は地割れがひどかった。このことから、しろかきをした方が丈夫で固い土ができるのだとわかった。
  • 7月に行ったときは、私の腰くらいだったけれど、今日行ったら私のお腹くらいまで伸びていた。理科で「花が咲いてから実がなる」と学習したが、稲は花が咲かないで実がなっているのかなと思った。稲は他の植物と違うところが、他にもあるのかなと思った。
  • 緑の種みたいになって白い花があった。中には少し茶色になっていたものもあった。花から米になるのだろうか。花がめしべで、米粒の毛がおしべなのだろうか。トウモロコシは花粉が毛につくと、粒が大きくなるから、予想は花がおしべで、米粒の毛がめしべ。
  • 田植えの時、3本苗を植えたけれど、そこから何本も枝分かれして、苗が増えていた。1つにつき10本くらいにはなっていた。植えたばかりは、風通しが悪そうだったけれど、ちゃんと風が通っていてよかった。
  • せっかく稲穂が出てきたので、台風などで倒れたりしないでほしい。
  • 今年は植える量がよかったからか、いつもに増して成長していた。梅雨の時期も晴れが多かったからだろうか。
  • 田んぼの水がなくなっていた。植物には水が必要だから、ずっとあったほうがいいと思う。でも、雨が降っているから少なくとも、枯れないと思う。稲に、緑色の米がついていた。これが早くもち米になってほしい。
  • 前回から3週間待ち観察したが、あまり成長していないと正直思った。でも、前回より違うことがあった。それは、水がなくなったこと。つまり、田んぼに水を流すのをやめたことだ。田んぼに着いたとき、1番早く気がついた。水を止めるのも適当にやるのではなく、ちゃんとした期間があると思う。だから、いつ止めるのか疑問だ。
  • 1回目に行ったときよりも4cm以上伸びていた。この調子だと、9月下旬には、米の粒がつきそうだと思った。1回目と違って、オタマジャクシがほとんどいなくて、カエルになっていた。
  • 隙間が空いている所はよく育っていたが、隙間があまりないところは大きく成長していなかった。この小さな環境の違いで植物には大きく関わることに驚いた。
  • 稲はだいたい50cmだった。前回は30cmだった。1か月も経っていないのに、だいたい20cmくらい伸びていてびっくりした。また、とても青々としていて、元気な感じだった。前回の観察から今回の観察まで、元気な感じを保っていてうれしかった。
  • 去年より、稲が小さいような感じがした。今年はお米が少なくなる?少し心配だ。葉に穴があった。虫に食べられてしまったのだろう。これ以上食べたら、もちつき大会ができなくなってしまうかもしれない。大変だ。
  • 根がたくさん伸びていて、風に負けないと思った。それがたくさんあったから、今年は去年よりも多くとれると思う。
  • 田植えをした時より3倍はある気がした。田んぼが苗の緑で埋め尽くされるほど成長していた。苗は上にピシッと成長していた。田植えの時に、列を気にしてやったというのがわかるぐらい、きれいにそろっているところがほとんどだった。4年生が田植えをうまくできていたか心配だったけど、列もそろっていたし、下までしっかり植えていたからよかった。
  • 前よりも10cmくらい伸びた感じがする。稲穂も全部できていて、色も少し茶色になってきた。中には稲穂の先が垂れてきているものもあった。一週間で大きな成長を遂げたと思う。
  • 去年と比べて色がとても濃いのが多くて、稲穂ができていないのが多い。稲を見て、「今年のお米の量は大丈夫か」と思った。去年も同じ日ぐらいに来たけど、思ったよりも稲穂ができていなくて驚いた。
  • 22日間で約15cmも伸びて、人間ではありえないほどの高さだった。
  • 初めて、風に吹かれて、きれいな田んぼを見た。なぜか、田んぼを見ると、暑さが感じなくなったから、田んぼはすごいなと思った。
  • この間、台風が直撃したはずなのにちゃんと生きていた。台風10号が接近中だから、2度目の台風も乗り越えてほしい。



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■別年度のレポート
2022年度 いずみ野小地産地消プロジェクト 実施レポート

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