NO団体名主な企画内容
31 花背山の家(京都府) 「わんぱくチャレンジキャンプ ~感染予防対策キャンプ~」
2泊3日のキャンプを通して、非常時にも役立つ感染症予防の知識を学ぶ。呼吸器によい有用な植物の採取、ブルーシートでソロのテントの代わりになるものを作るなど、感染症予防に観点をおき、工夫しながら野外活動を行う。

速報レポート2

活動日  2020年8月3日
活動場所 京都市野外活動施設「花背山の家」
参加者  6年生 9名
実施内容 ハーブ草木染マスク・フェイスシールドづくり

 次は,感染予防キャンプでとても大切な部分を担う「ハーブ草木染マスク・フェイスシールドづくり」です。
 まず,呼吸器に効果がある野草を調べます。(ヨモギ・ハーブ・クロモジなど)山の家に自生している呼吸器に効果がある野草を探します。ヨモギやクロモジを発見し,それらを採取しました。炊事場に持ち帰り鍋でコトコト煮込み成分を抽出。その中にマスクを入れました。染上がった時に模様になるようにそれぞれ工夫しながら作りました。
 クロモジの甘くいい香りが周囲に漂い優しい雰囲気になってきました。


散策しながら,友達と交流をしました。クロモジを発見して,喜ぶ姿も!!



適度な大きさに刻みながら,煮詰める用意です。



クロモジを煮詰めると甘い香りが漂います。

自分のマスクを鍋に投入!!出来上がりが楽しみです。


マスクの模様付けは,ビー玉などをゴムでくくりました。くくったところは,色がつかず模様になります。


 マスクづくりと並行してフェイスガードづくりも行いました。
 ペットボトルを使い,自分の顔の大きさにカットしていきます。顔に当たる部分にはスポンジを貼付けました。
 自分の物だけではなく,家族の分まで作る子どもたちもいました。


型紙に合わせてペットボトルをカットします。

いい感じにできたかな??




子どもたちの感想

日本のハーブかぁ。クロモジの香りはいい香りで眠くなりそう。
呼吸器によさそうな感じがするね。
ペットボトルから作れるなんてすごいな。
買ったら高いけど,安くて簡単にできるからうれしい。
フェイスガードは,マスクより涼しいからいい。
難しいけど出来たら楽しい。

活動に向けて

○留意点

  • ミントの葉を使って染めるが染めている最中の匂いが芳しくなく,染まりあがった色も良くなかったので他の葉を検討した。
  • マスクにクロモジの柑橘系の匂いをつけたかったが,出来上がった直後は下染の牛乳の匂いとクロモジの匂いがほのかに匂うが,乾かした後はどちらの匂いもしなくなった。→染めるのに使った液を霧吹きの中に入れて,マスクに霧吹きをすると30分ほどほのかに香った。
  • オリジナリティを出すために,ビー玉と輪ゴムを用いてマスクに絞りを加え,模様を入れた。
  • 媒染液にミョウバン水溶液を用いた。媒染液によって仕上がりの色が変わる。
  • 下染に豆乳を用い,染める直前に豆乳をしみこませた後,液につけて煮込むと,豆乳が固まり,黒い粒になって,布の間に残ってしまった。 →豆乳をしみこませ,乾かした後に煮込むことにする。
  • 事前にマスクに豆乳をしみこませ,干しておいたら,カビが生えてしまったので,染める前日に豆乳をしみこませ,乾かし,煮込むように変更した。



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速報レポート11 ブルーシートキャンディー型シュラフづくり
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速報レポート15 アメリカンチョイスフード(朝食)
速報レポート16 魚つかみと竹飯と魚の食べ比べ(昼食)
速報レポート17 活動のまとめ

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