NO団体名主な企画内容
22 伊那市立伊那西小学校(協働:ミヤマシジミ研究会)(長野県) 「絶滅危惧種ミヤマシジミを守ろう ~里山の小学生が小さな命をつなぐ体験活動~」
ミヤマシジミが活動する夏に生息地環境の調査、飼育観察と保全活動に協力する環境学習プログラムを実施し、秋は保全活動をまとめてチョウのグッズを作成し、ミヤマシジミの保全学習プログラム活動。

速報レポート9 アリを捕まえて昆虫の体のつくりの学習

活動日 9月 16日(木)
活動場所 伊那西小学校 林間教室
参加人数 3年生9名 研究会指導者2名,教員2名
活動内容

*講 師:北村勝行(専任教員)・中村寛志(ミヤマシジミ研究会)
*今回の活動のねらい:
いままでミヤマシジミをはじめいろいろなチョウの名前や生活を学習してきたが,今回は昆虫の体のつくりを学習するため,(1)森に出て大きなアリを捕まえて観察すること,(2)体のつくりを正確に描けるようになること,(3) 粘土を使って立体的にアリの体を表現できることを活動のねらいとして設定した.

*内 容:

  • 今日は森の教室で授業(写真9-1).まず何も見ないでアリを描いてみる(写真9-2)が,どうもうまく描けないところがある.みんなでどこがわからないかを出し合ってみた(写真9-3).
  • それでは森へ行って実物のアリを捕まえてみよう(写真9-4).それも観察しやすいおおきなクロオオアリを探してみ捕まえてきた(写真9-5).さっそくルーペで観察しiPadで写真にとって拡大して細かいところを確認した(写真9-6).みんなで観察した結果を出し合ってもう一度アリの体を描いてみた(写真9-7).最初の絵とはちがってずいぶん正確になった(写真9-8).
  • 次に粘土を使って立体的にアリの体を作ってみることにした(写真9-9).脚の数や触覚の位置まで正確に表現できるようになった(写真9-10).


(写真9-1)今日は林の中の森の教室で授業開始.

(写真9-2)まず何も見ないでアリを描くが,どうも上手く描けない.

(写真9-3)みんなでわからないところを挙げる.


(写真9-4)森へ行って実物のアリを捕まえてみよう.このアリは小さいね.

(写真9-5)こちらに大きなクロオオアリがいるよ.

(写真9-6)ルーペで観察してからiPadで写真に.


(写真9-7)みんなで観察した結果を出し合いながらアリの絵を描く

(写真9-8)最初の絵(左)とはちがって観察した後の絵(右)はずいぶん正確になった.

(写真9-9)今度は粘土で立体的にアリの体を作ってみよう.


(写真9-10)モールで脚と触角をつけて完成.



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