NO団体名主な企画内容
22 伊那市立伊那西小学校(協働:ミヤマシジミ研究会)(長野県) 「絶滅危惧種ミヤマシジミを守ろう ~里山の小学生が小さな命をつなぐ体験活動~」
ミヤマシジミが活動する夏に生息地環境の調査、飼育観察と保全活動に協力する環境学習プログラムを実施し、秋は保全活動をまとめてチョウのグッズを作成し、ミヤマシジミの保全学習プログラム活動。

速報レポート12 絶滅危惧種ミヤマシジミを守ろう ~里山の小学生が小さな命をつなぐ体験活動~

活動日  10月 21日(木)
活動場所 伊那市立伊那西小学校 いな西てらす(教室)
参加人数 3年生9名 研究会指導者3名,教員4名
活動内容

*活動テーマ:竹×蝶(ミヤマシジミ)のコラボペン立て作り(3) Zoomオンライン
 新型コロナ拡大のため関西学院大学教育学部からZoomのオンライン授業
*講 師:江田慧子(関西学院大学教育学部助教・ミヤマシジミ研究会事務局長)

*ペン立て作り3回の活動のねらい:
蝶のミヤマシジミは数が減っているが,竹は人間が使わなくなったことから数が増えていることを理解し,竹製品(ペン立て)を自ら加工して作成することを通して,伊那谷の自然との付き合い方について自分の考えを持ち発表することができることをめざす.

*今回のねらい:
今回はその最終の3回目で,ミヤマシジミなど伊那谷の自然と自分自身との関わりについて愛着を持ちながら絵で表現して,竹のペン立て製作作業を完了させ,ペン立てに込めた伊那谷の自然に対する思いや考えを,相手に伝わるように工夫しながら言葉で表現することをめざす.

*内 容:

  • ペン立て清書作業.前回の宿題でペン立てに描いてきた下書きに(写真12-1),カラーマッキーで色をつける清書作業を行った.竹の表面にマッキーで色を付けるのは初めて.苦労しながらも楽しい絵がかけた(写真12-2,12-3).
  • ミヤマシジミのプラ板を貼る作業.あらかじめ作っておいたミヤマシジミ実物大のプラ板にボンドをつけて(写真12-4)竹のペン立てに接着した(写真12-5,15-6).自分が描いた伊那谷の自然の中にチョウが舞っているペン立てが出来上がった(写真12-7).
  • 竹×蝶(ミヤマシジミ)のペン立てと感想の発表.完成したペン立てを披露してそれに込めた自分の思いをみんなに発表した(写真12-8).特に自分の描いた絵の意味と将来の伊那谷の自然の姿を述べた(写真12-9).
  • 数が減ってきているミヤマシジミと増えてきている竹についての活動をもう一度振り返って,自然界には人の手でバランスを保っていく努力が大切であることを確認した(写真12-10).
  • 最後に次の3年生のために採集してきたコマツナギの種の育て方を聞いて(写真12-11),12回にわたる『絶滅危惧種ミヤマシジミを守ろう ~里山の小学生が小さな命をつなぐ体験活動~』プログラムを終了した.


(写真12-1)

(写真12-2)

(写真12-3)


(写真12-4)

(写真12-5)

(写真12-6)


(写真12-7)

(写真12-8)

(写真12-9)


(写真12-10)

(写真12-11)



速報レポート1 ミヤマシジミの学習
速報レポート2 図鑑の見方の勉強
速報レポート3 コマツナギの植栽場所の整備とミヤマシジミグッズの材料探し
速報レポート4 活動テーマ:ミヤマシジミの採卵方法の実習
速報レポート5 コマツナギの植栽,学校内のチョウ探し,パチンコ作り
速報レポート6 生息地でのミヤマシジミの観察
速報レポート7 バタフライガーデンの看板作成と竹の伐採
速報レポート8 ミヤマシジミの休眠卵の学習とチョウの冬越し調べ
速報レポート9 アリを捕まえて昆虫の体のつくりの学習
速報レポート10 絶滅危惧種ミヤマシジミを守ろう ~里山の小学生が小さな命をつなぐ体験活動~
速報レポート11 絶滅危惧種ミヤマシジミを守ろう ~里山の小学生が小さな命をつなぐ体験活動~
速報レポート12 絶滅危惧種ミヤマシジミを守ろう ~里山の小学生が小さな命をつなぐ体験活動~

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