NO団体名主な企画内容
50 渡嘉敷村立渡嘉敷小中学校(沖縄県) 「美ら海 夢島 とかしき チャレンジプログラム 〜渡嘉敷島の海で「み・が・く」〜」
海での水泳教室(体育)、シュノケーリングで生き物観察(理科)、追い込み漁・サンゴの海洋調査(総合学習)、魚の調理(技術家庭)、渡嘉敷の観光産業の考察(社会)など、「系統的な自然体験学習」を学校の各教科と関連付けて行う。

「中学部「島の漁法に触れる(追い込み漁体験)」プログラム」 デイキャンプ

実施日: 平成21年 7月10日(金)
場 所: 渡嘉敷島アラシイノー海岸
参加者: 渡嘉敷中学校全学年29名  職員11名 保護者・地域関係者8名
活動内容

 本校の特色ある教育活動のひとつ。保護者や地域関係者の協力を得ながら、男子中学生が追い込み漁を体験します。泳ぎの苦手な生徒や女子生徒たちは、海岸沿いで食材となる会を拾っていきます。追い込み漁で捕った魚はその場でさばいて調理して、みんなで昼食となります。さぁ、今年も!と意気込んでいると、前日から波がしけているという情報。
 不安の中での前日準備。保護者・地域関係者・職員で調整会議。12時の昼過ぎなら、潮も何とか引いて、アラシイノー海岸のリーフ内は波も落ち着くだろうとのこと。中止にはしたくないという思いで、当日の朝を迎えました。当時は、調整通り、昼過ぎの追い込み漁。アラシイノー海岸は、渡嘉敷島の南端にある海岸。追い込み漁に適した遠浅の地形になっています。さっそく引き潮に合わせて、保護者の皆さんが網を仕掛けていきます。中学生は、ウェットスーツにスノーケルを着用して、いざ合図を待ちます。引き潮の流れが強く、網を仕掛けていた保護者の皆さんが、沖に流されるハプニングも! なんとか所定のポイントに網を仕掛けると、GOサインが!! 男子中学生が、3m間隔の横一列になって魚を追い込んでいきます。そして、全員が協力して追い込んだ網の中には、たくさんの魚たちが! しかも、ウミガメ一匹も網にかかっていた!! ウミガメは、お父さんたちがやさしく沖に逃がしてあげましたが、見ていた生徒たちもビックリ! 
 捕った魚は、昨年よりは少なめでしたが、さっそくみんなでさばいていきます。見事な手さばきのお父さんたちにアドバイスをもらいながら、みんな上手に魚をさばいていきます。そして、学年ごとに、窯を作って料理開始!! 自分たちで獲った食材を自分たちで調理し試食する。これぞ自然の恵みだと実感できる追い込み漁・デイキャンプでした。
生徒感想より

「今年のデイキャンプは、中学校生活最後にして最高なものとなりました。お父さん方や地域の人の協力で、何とか追い込み漁を実行できました。魚はやはり天候や潮の速さが悪く、去年ほどではありませんでした。皆で作った煮つけとバター焼きは絶品でした。」
「今回の追い込み漁は、いつもとは違い風もあり、雨も降ったり、潮の流れも速くて、泳がなくても勝手にすすんで行ってかなりやりづらかったです。」
「島で育っているから体験できることであって、ふつうは体験できないから恵まれていると思った。皆で作った料理は、どの学年よりも楽しくおいしく作れた!」


「小学部 海を体験するプログラム」 海での水泳教室 第1回
「小学部 海を体験するプログラム」 海での水泳教室 第2回
「小学部 海を体験するプログラム」 海での水泳教室 第3回
「小学部 海を体験するプログラム」 海での水泳教室 第4回
「小学部 海を体験するプログラム」 スノーケリング教室 第1回
「小学部 海を体験するプログラム」 スノーケリング教室 第2回
「小学部 海を体験するプログラム」 スノーケリング教室 第3回
「中学部「海で鍛える」プログラム」 スノーケリング・ボートエントリー・シーカヤック実習 第1回
「中学部「海を守る」プログラム」 海のクリーン活動&サンゴ保全の募金活動の展開
「中学部「海で鍛える」プログラム」 スノーケリング・ボートエントリー・シーカヤック実習 第2回
「中学部「海を守る」プログラム」 持続可能な海の利用、渡嘉敷の観光産業を考える(選択社会) ~渡嘉敷村こども議会に参加して~
「中学部「島の漁法に触れる(追い込み漁体験)」プログラム」 デイキャンプ
中学部「海を守る」プログラム 「持続可能な海の利用、渡嘉敷の観光産業を考えるII」
中学部「海を守る」プログラム 「スノーケリング・ボートエントリー・シーカヤック実習 第3回」
中学部「海を守る」プログラム 「スノーケリング・ボートエントリー・シーカヤック実習 第4回」

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