速報レポート9 オタマジャクシを森へ帰そう!-モリアオガエルの行動範囲を探る-2-活動日: 2024年 7月15日(月)
活動場所: 西宮市立山口中学校、 西宮市山口町中野地区の池 参加人数: 小中学生 12人 / 大人 4人 / 指導者 1人 / 合計 17人 <活動内容> 今日でオタマジャクシの放池作業が終わります。今年は12個の卵塊を採集し、飼育の結果、合計3,611匹のオタマジャクシを放池することができました。放池の記録が残っているだけでも、これまでに約10万匹あまりのオタマジャクシを池に帰すことができました。今年は梅雨が短かったこともあり、発見された卵塊数は364個で、去年の400個を少し下回りましたが、順調にモリアオガエルが棲息できていることが分かりました。 今回は小学生の参加だけでなく、ダイハツ工業の2人にも参加してもらいました。あまりに暑かったので、放池作業が終わったら一旦学校に戻り、少人数で「行動調査」に出かけました。途中である開発中の土地にある池の観察に行きました。去年までは森に囲まれていたいけでしたが、中国自動車道西宮北インターチェンジに近く、資材置き場として開発されているようで、池の環境は一変していました。モリアオガエルの環境は少しずつ狭まっていることが分かります。 行動調査、池の観察が終わったら、みんなで「郷土資料館」に勉強に行きました。ここは、山口町の歴史がたくさん保存されているだけでなく、モリアオガエルのことも紹介、展示されています。モリアオガエルの保護活動の歴史は55年ですが、かつての棲息中心地から生息箇所が変わり、昔あった池の変遷も知ることができました。秋祭りの時にしか見ることができない「だんじり」と出会うことができるのもこの資料館のいいところです。小学校の社会の時間で学んだ山口町の歴史とは違い、中学校では環境学習を学ぶ事ができるとともに、昔の山口町、これからの山口町を学ぶいいきっかけになりました。 <子どもたちの感想> 1年生 2年生 小学生 大 人 速報レポート1 森のメレンゲを見つけよう! その1 速報レポート2 森のメレンゲを見つけよう! その2 速報レポート3 「コリドーってなんだ!?」ビオトープの観察 速報レポート4 「感動!山口町で見られる3種類のホタル」 速報レポート5 オタマジャクシを森へ帰そう!ーため池の役割とはー 速報レポート6 緑をつなぐ、3つのビオトープを見に行こう! 速報レポート7 オタマジャクシを森へ帰そう!―池が危ない!?― 速報レポート8 オタマジャクシを森へ帰そう!―モリアオガエルの行動範囲を探る― 速報レポート9 オタマジャクシを森へ帰そう!-モリアオガエルの行動範囲を探る-2- 速報レポート10 ため池の役割~ナチュラルウォッチャーになろう~ 速報レポート11 「ワークショップ インセクトホテルを作ろう!-1」 速報レポート12 「ワークショップ インセクトホテルを作ろう!-2」 プログラム検索に戻る |