第3日目 「工夫」日時:9/9(木)
第3日目朝
夜中に台風が通過して,さわやかな朝をむかえました。起床時間の6時前には,寝袋を丸めて朝食準備のため,テントサイトに向かう子どもたちを見つけて,裏方のスタッフはあわてて朝食(野外炊事4)の食材を準備をして配給場所に起きました。 今朝の朝食は,ベーコン・エッグにカットパン,コーンスープ,牛乳です。 野営キャンプ地の八桝小学校の下には川が流れています。8月いっぱい鮎やアマゴ・イワナを求めて渓流釣りでにぎわうきれいな川です。9月に入り解禁漁が終わったので,自由に川に入って遊べます。 川下り・遊びを堪能した後,野営キャンプ地に戻って昼食タイム。簡易野外炊事で「きつねうどん」と「ゆでトウモロコシ」を作り食べました。トウモロコシについては今年の自給自足というテーマから,4月から取り組んできた野菜作りの収穫物(実際には収穫時期が早かったので,代変え品を用意)を使用しました。 キャンプ3日で疲れが貯まり,無理をすれば大きな怪我や病気につながることを懸念して,強制的に午睡タイム(昼寝タイム)を設けました。学生スタッフも子どもたちから離れて,ぐっすり昼寝をしました。 午後からのプログラムはサバイバルゲーム(火起こし体験)です。「まいぎり式」「火打ち石」の2つの方法で火をつける活動をしました。昨日までの雨で木が湿っていて,まいぎり式は煙がでるところまでしかできませんでしたが,火打ち石方式では見事に火口に火種をつける子どもたちがいて歓声をあげていました。 サバイバルゲームと平行して,ドラム缶風呂,そして前日台風で設置できなかったテントを班ごとに同時進行で行いスタッフはきりきり舞いでした。しかし,少しでも子どもたちに未知の経験・体験をさせたいという思いでがんばってくれました。スタッフに「木メダル進呈!」 野営キャンプ(旧八桝小学校)最後の夜の夕食は,班ごとに豪華なバーベキューパーティーです。 3日目の夜,鹿やタヌキが毎夜のように目撃される静かな八桝の夜の活動は,「キャンドルファイヤー」です。切り株で作られた燭台に57本のローソクが立てられ厳かなムードではじまりました。キャンプ長の校長先生が点火の儀式で燭台の真ん中に「友情の火」「団結の火」「奉仕の火」「愛の火」の4つの火が灯されました。57名の子どもたち一人一人が4つの火から分火し57本のローソクに火が灯りました。 キャンドルファイヤーの後,学生のお兄さんが大学の実習のため山を下りることになりました。班別ミーティングの前に簡単にお別れ式をしたのですが,子どもたち数人が泣き出してしまいました。この光景も子どもたちが成長した証しなのでしょうか? 速報レポート(事前編パート1) 速報レポート(事前編パート2) 第1日目 「協力」 第2日目 「試練」 第3日目 「工夫」 第4日目 「挑戦」 第5日目 「笑顔」 第6日目 「感謝」 ■別年度のレポート 2014年度 「自然に親しみ・自然を理解し・自然を大切にし・生きる力を高めよう!」~全校たてわりグループで自然体験活動をしよう~ 実施レポート 2013年度 「自然に親しみ・自然を理解し・自然を大切にし・生きる力を高めよう!」~野外活動クラブ&課外活動の取組~ 実施レポート 2012年度 「自然の中で生きる力を高めよう!長期宿泊・自然体験学習・5泊6日」Part5 実施レポート 2011年度 醍醐西e-na(えーな)プロジェクト 実施レポート 2009年度 長期宿泊・自然体験学習 5泊6日花背山の家 実施レポート プログラム検索に戻る |