速報レポート２０

　８月５日，兵庫県立大学附属高校生物班のみなさんと環境学習による小高連携交流会を行いました。第１部は，教室での活動です。高校生のみなさんからは，たつの市の絶滅危惧植物の説明を聞きました。新宮小６年生は，ビオトープづくりの様子と今後の活動について紹介しました。

　第２部は，写真のように，いこいの広場のビオトープで，ヒシモドキとムラサキの移植を行いました。ヒシモドキはたつの市産の絶滅危惧植物で，生物班のみなさんが数年前に保護されたものです。
　またムラサキは，新宮で自生していた絶滅危惧植物です。高校の先生や生物班のみなさんのアドバイスを受けながら，丁寧に移植することができました。

　活動はお昼まで続きました。参加できた子と高校生が記念撮影をしましたが，みんなのにこやかな顔に，これからの保全に伴う交流が楽しみになりました。
　２学期から本格的に，観察がスタートします。絶滅危惧植物の保護を通して，共生の心を育んでほしいと思います。

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