速報レポート３　浜名湖の水質を調べよう

　私たちのすぐ身近にある浜名湖。子供たちは、浜名湖に対して「汚い」という印象を抱いている子がたくさんいます。湖畔に打ち寄せられるゴミ、緑色に濁った水…。「浜名湖の水は、本当に汚れているのかを調べたい」というＴ男の発案で本時の授業がスタートしました。
「浜名湖の水はきれいか？汚いか？」
「汚い！」（９割近くの子供たち）
　昨年度、６年生が使った資料「舘山寺サンビーチの水質（ＣＯＤ）実験」を基にグループごとに話し合い、浜名湖の水が汚れているかどうかを確認しました。
子供たちの予想に反して、浜名湖の水が比較的きれいな湖であることが分かりました。浜名湖の水が緑色をしているのは、程よい栄養分があるためで、このことは生き物にとっては大切であり、浜名湖が豊かである要因の一つであることを学びました。

「水がどれだけよごれているかを表すCODの数字は低すぎても高すぎてもだめ。適切な数のプランクトンや栄養分とのバランスが大切なのだな。」
「プランクトンのエサとなる窒素とリンも汚れの指標となるんだよ。」
「窒素やリンはどこから来るのだろうか？」
「浜名湖に入ってくる窒素やリンは、工場、畑、家から出る水に多く含まれている。」
「浜名湖の水質経年変化のグラフから、昔よりはきれいなっていることが確認できた。」

授業の最後には、竜ヶ岩洞支配人の小野寺秀和さんから教えていただいた、浜名湖の【水循環】についてまとめました。

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