実施レポート [ 速報レポート１１　『ミニ田んぼづくり～タマネギの収穫　うねの掘りおこし　水入れ～』(11) ]

NO	団体名	主な企画内容
37	特定非営利活動法人すいた体験活動クラブ（大阪府）	「体験型環境学習支援事業　児童たちが校庭の一角で取り組む「環境学習」を支援する活動」若い先生の経験不足より、子どもたちに教えることが難しい、自然環境学習についてサポートする。吹田市内の17校の小学校で、校庭の一角で育てることの出来る、ミニ田んぼ、畑づくり、ビオトープづくり、花づくりなどを1年間を通して行う。

速報レポート１１　『ミニ田んぼづくり～タマネギの収穫　うねの掘りおこし　水入れ～』

日　　時　　6月16日（木）　くもり・小雨　　１~４時限目に、各クラス毎に順次実施　　
場　　所　　吹田市立南山田小学校　　中庭のミニ田んぼ
参加者　　5年生児童　6クラス　242人、担任教師　6人、校長先生、教頭先生、
すいた体験活動クラブ　7人　　合計　257人

活動内容

(1) 昨年11月、４年生の時に植えたタマネギを収獲した。5年生より引き継いだミニ　　　田んぼに、淡路島産のタマネギの苗を愛情をこめ1本1本ていねいに植え一生懸命に育てた。
(2) 大きなタマネギがたくさん収穫でき児童たちは大満足。収穫したタマネギは616個。
児童たちは2個ずつ持ち帰り家庭で料理、残りは家庭科の実習で料理をして食べる。
(3) うねを掘りおこし、石灰と肥料（牛ふん）を散布、水を入れ水田をつくり田植えの準備をした。
(4) 各クラスの作業時間は約30分ずつ。流れ作業で午前中に終了した。

タマネギの学習

収穫前のタマネギ

よく育ったタマネギ

さあ収穫しよう　!

大きなタマネギだよ

収穫したタマネギ

気をつけて

大分できたよ

うねの掘りおこし

牛ふんはまんべんなくね

タマネギの分配

水を入れている田んぼ

タマネギの収穫時における体験学習内容
(1) タマネギは、どの部分を食べている？
　　球根、茎、正解は葉（りん葉）
　　収穫したタマネギの実物で説明すると、児童たちは納得した。
(2) 食べものを育てる大変さと、食の大切さを身をもって実感させることができた。
(3)　6年生の児童には、「二毛作」と「地産地消」の実体験と言葉の意味を理解させることができた。
　　5年生の児童には、「地産地消」の実体験と言葉の意味を理解させることができた。
(4) 収穫したタマネギの料理内容や食べた時の感想などについては、後日の速報レポートでお知らせします。

児童たちの感想（各校分の一部）

学校の田んぼで大きなタマネギがたくさん収かくできてびっくりした。とてもうれしかったです。家で料理をして早く食べたいです。
いつも食べているまるい玉は葉とは、びっくりした。勉強になりました。収穫した玉ねぎで説明してもらってよく理解できた。納得した。
うねのほりおこしは、しんどかった。けど、何かいもやっているうちにうまくできるようになった。
田植えの準備もできてよかった。お米づくりもがんばります。次の5年生もがんばってほしいです。
田んぼ作りから、田植え、玉ねぎ植え、一年間良い思い出、勉強ができ、よかったです。この1年で知った事や経験を次に生かし、今後の子供達にも伝えていければ良いなと思いました。（ふりかえりシートより）

広　報

　タマネギの収穫時の活動内容は、各校のホームページや学校だよりなどで、詳しく紹介されています。

担任の感想

学校の校庭で、こんな立派なタマネギができるなんて、びっくりした。
環境教育は、子どもの時から一緒に実体験を通して理解、納得させることが、いかに重要かよく理解できた。今後は、体験学習に積極的に取り組んでいきたいと思います。

支援者の感想

児童たちが、より好奇心と興味が湧いて、好きになるような農業体験学習にしていきたい。

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速報レポート１１ 『 ミニ田んぼづくり ～タマネギの収穫 うねの掘りおこし 水入れ～ 』

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