速報レポート 2016年度特定非営利活動法人すいた体験活動クラブ

NO	団体名	主な企画内容
37	特定非営利活動法人すいた体験活動クラブ（大阪府）	「体験型環境学習支援事業　児童たちが校庭の一角で取り組む「環境学習」を支援する活動」若い先生の経験不足より、子どもたちに教えることが難しい、自然環境学習についてサポートする。吹田市内の17校の小学校で、校庭の一角で育てることの出来る、ミニ田んぼ、畑づくり、ビオトープづくり、花づくりなどを1年間を通して行う。

１．日　　時　　9月9日（金）　晴　　1～3時限目に各クラス毎に順次実施　　
場　　所　　吹田市立藤白台小学校　中庭のミニ田んぼ　　理科室
参加者　　5年生児童　3クラス　87人　担任教師　3人　教頭先生　
すいた体験活動クラブ　2人　　合計　93人

２．日　時　　9月9日（金）　晴　　1～3時限目に、各クラス毎に順次実施
場　所　　吹田市立桃山台小学校　中庭のミニ田んぼ　　理科室
参加者　　5年生児童　3クラス　88人　担任教師3人　
すいた体験活動クラブ　 1人　　合計　92人

３．日　時　　9月9日（金）　晴　　1～4時限目に、各クラス毎に順次実施
場　所　　吹田市立南山田小学校　　中庭のミニ田んぼ　　理科室
参加者　　5年生児童　6クラス　241人　担任教師　6人　校長先生
　　　　　　　　すいた体験活動クラブ　 2人　　合計 250人

４．日　時　　9月12日（月）　晴　　1～4時限目に、各クラス毎に順次実施
場　所　　吹田市立東山田小学校　　中庭のミニ田んぼ　　理科室　
参加者　　5年生児童　5クラス　187人　担任教師　5人　校長先生　教頭先生
　　　　　　　　すいた体験活動クラブ　 2人　　合計 196人

５．日　時　　9月14日（水）　くもり　　1～2時限目に、各クラス毎に順次実施
場　所　　吹田市立古江台小学校　　中庭のミニ田んぼ　　理科室　
参加者　　5年生児童　2クラス　63人　担任教師　2人　教頭先生
　　　　　　　　すいた体験活動クラブ　 2人　　合計 68人

イネの花の観察と顕微鏡で見た花のなか

（藤白台小学校）

（桃山台小学校）

（南山田小学校）

（東山田小学校）

（古江台小学校）

花粉は宝石のように光っていた

オシベの近くに花粉がおちていた

花粉がたくさんついていた

児童たちの感想（ふりかえりシートより）

≪イネを育てて思ったこと≫

イネを育てるのが、とても難しいと思いました。でも、どんどん成長していくにつれて、うれしくなってきました。育つのが楽しみです。日ごろ何も感じず食べているお米を育ててみると、とてもき重な物に思えてきました。ありがとうございます。
私は一度自分でお米を育てるのが夢だったので、とてもうれしいです。楽しく体験学習ができました。
日ごろ何も感じないお米一つぶ一つぶが、どうやって育てられているか、どんなにたいへんかをしって、お米のありがたさを感じました。米一つぶの中に、いろいろなしくみが入っていてすごいと思いました。
イネに花がないと思っていたけど、穂についた白い花をみてびっくりしました。小さい花がいっぱいついていました。

≪イネの花を顕微鏡で見て思ったこと、感じたこと≫

モミの中にも毛がたくさんあった。毛には花粉がたくさんついていた。
花粉は宝石のように光っていて、とてもきれいでした。めしべはフワフワしていて、花粉はおしべにたくさんついていました。花粉は肉眼で見ると粉にしか見えなかったけど、けんび鏡で見ると、とてもキラキラしていてキレイでした。くきの所は少し茶色くなっていて、おしべの数は、ほとんど6つありました。
めしべは思ったよりフサフサしていて意外でした。イネの表面には、細かい毛がありました。ものすごく面白かったです。
めしべは白色じゃなく、茶色で意外でした。おしべは、白色で、小さくて、とてもうすかったです。受粉し終ったお米の花は、中に白い液体が入っていました。これがお米になるんだなぁと思いました。
花びらが白く見えたのに、けんび鏡で見た時は黄色っぽかったので、すごくおどろきました。
イネの花のなかのしくみをもっと勉強してみたいと思いました。めしべとおしべがいっしょにいるのがふしぎです。

支援者の感想

　児童たちは、イネの花を見るのははじめての体験。
　体験学習を通して、自然に興味をもち、好きになってもらう動機づけになればと思い、いろいろとサポートをしています。