NO団体名主な企画内容
40 ネイチャークラブ(兵庫県) 「命の循環を学ぶ自然教育」
尼崎21世紀の森づくりや、尼崎運河水質浄化活動、生物観察などを行い、命が繋がり続けていることを実感するプログラム。地域再生、自然環境改善の取組が備わった、社会貢献性のある活動。

速報レポート6 「腐植土と貝殻を活用した畑づくり」

平成29年5月23日(火)・6月2日(金)15:30~18:00
天候 5月23日:晴  6月2日:晴
参加者  5月23日:中学生12人  指導者2人
     6月 2日:中学生15人   指導者2人
活動場所 尼崎市立成良中学校
活動内容 腐植土と貝殻を活用した畑づくり
     (1) 5月23日 コウロエンカワヒバリガイの粉砕
     (2) 6月 2日 畑づくり
活動のねらい

●枯葉から作った腐植土に尼崎の海や運河で繁殖するムラサキイガイやコウロエンカワヒバリガイの貝殻を混ぜ、畑の土壌改良剤として有効利用し、作物栽培に対する効果を確かめる。

(1)コウロエンカワヒバリガイとムラサキイガイの貝殻の粉砕
尼崎の海や運河で大量に繁殖する貝の殻を粉砕し、作物の栽培に活用する実験を行うことにしました。
貝殻の主成分の炭酸カルシウムは、土の中でアルミニウムイオンとリンを引き離すはたらきがあります。そのためリンが水に溶け、植物が吸収しやすくなります。リンは植物に吸収されると花や実をつけやすくなる栄養であることから、ネイチャークラブで貝殻を粉砕して腐植土にまぜて効果を確かめることにしました。




(2)9年前から枯葉や植物の根を集めて尼崎の海で育てたワカメや貝を混ぜて積み上げ、定期的に混ぜ合わせて腐植土を作ってきました。その腐植土をフルイにかけて、粉砕した貝と混ぜ合わせてプランターや畑でナスビと尼イモという地域の伝統野菜のサツマイモを育てることにしました。
腐植土は、フルイにかけるときめ細かくなりますが適度な湿り気があり、握るとかたまり、軽く触るときれいにほぐれます。ここに食料残渣から作った有機肥料と粉砕した貝の粉を混ぜたもの、有機肥料だけを入れたもの、腐植土だけ、プランターと地植えに分けてナスビの実のなり方を観察しながら検証することにしました。
昨年は、果樹園のビワ、リンゴ、ナシ、クリの根元に、砕いた貝殻をまいたところ5月初旬から5月下旬までの観察では去年よりも多くの花が咲きました。
ナスビの観察がどのような結果になるか楽しみです。









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