NO団体名主な企画内容
40 ネイチャークラブ(兵庫県) 「命の循環を学ぶ自然教育」
尼崎21世紀の森づくりや、尼崎運河水質浄化活動、生物観察などを行い、命が繋がり続けていることを実感するプログラム。地域再生、自然環境改善の取組が備わった、社会貢献性のある活動。

速報レポート9 「尼崎港の生物観察と貝を原料にした堆肥づくり」

平成29年7月29日(土)9:00~15:30
天候 晴
参加者  中学生16人  大学生6人 大人10人 指導者4人
活動場所 尼崎港 大阪湾フェニックスセンター
活動内容 (1) 尼崎港内の水質調査、生物観察と貝の採集
     (2) 貝を原料にした堆肥づくり
活動のねらい

●海の命を好循環させるための仕組みを学ぶ。
●自分たちが生きる町の海の環境を知り、自分たちの生活について考える。

(1)尼崎港内の水質調査、生物観察と貝の採集
 尼崎港沖に建設されている東西4㎞の防潮堤まで船で移動し、水質調査を行い、防潮堤に付着しているムラサキイガイやカンザシゴカイの巣をはぎ取り、網に入れて引きあげてどのような生き物がいるのかを調べました。透明度は1,5メートル、表層の水温は29.5℃と非常に高く、植物プランクトンが増えすぎて海水の色が茶色く見えました。水深3メートルよりも深いところでは生物が生きることが出来ないほど酸素の量が少なくなっていました。そのような環境でワレカラ、エビ、カニ、ヒトデ、カンザシゴカイ、タコなどが生きていました。堆肥の原料になる貝類は全部で300㎏採集しました。















(2)貝を原料にした堆肥づくり
 採集した貝を大阪湾フェニックスセンターに運び、砕いてバーク堆肥と混ぜ合わせて堆肥化する作業を行いました。約4か月で熟成された堆肥になります。この堆肥をのびのび公園の菜の花の畑にまいて尼崎の海の栄養を循環させることが出来ます。
 形は変わりつつも命がつながり続けていきます。






速報レポート1 「干潟観察会」
速報レポート2 「菜の花の観察と活動報告会」
速報レポート3 「大阪湾の生物観察と海苔すき」
速報レポート4 「花と緑のフェスタ」
速報レポート5 「尼崎運河の水質浄化活動と循環畑の菜種の収穫」
速報レポート6 「腐植土と貝殻を活用した畑づくり」
速報レポート7 「田植え」
速報レポート8 「菜種の収穫」
速報レポート9 「尼崎港の生物観察と貝を原料にした堆肥づくり」
速報レポート10 「干潟の自然観察会」
速報レポート11 「尼崎港の生物観察と貝を原料にした堆肥づくり」
速報レポート12 「果樹の葉っぱの観察」
速報レポート13 「猪名川上流の生物観察」
速報レポート14 「尼崎運河循環畑でのヒマワリの種まき」
速報レポート15 「小山の植物観察とネイチャークラフト」
速報レポート16 「昆陽川(こやがわ)の外来植物駆除活動」
速報レポート17 「尼崎21世紀の森づくりにつなぐ野鳥教室と巣箱づくり」
速報レポート18 「尼崎運河の循環畑と人工干潟の調査、ヨシズづくり」
速報レポート19 「マリーゴールド染め」
速報レポート20 「菜の花の苗床づくり」
速報レポート21 「尼崎運河の水質浄化活動と循環畑の菜種の収穫」
速報レポート22 「菜の花の苗床完成」
速報レポート23 「呈茶会」
速報レポート24 「上勝町での合宿・稲刈りと竹筒料理」

■別年度のレポート
2016年度 命の環境を学ぶ自然体験 実施レポート

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