NO団体名主な企画内容
38 ネイチャークラブ(兵庫県) 「命の環境を学ぶ自然体験」
小・中学生が中心となり、世代を超えた人々が動植物と触れ合い、学び合い、教え合う環境教育。形は変わりつつも命はつながり続けている「命の循環」を実感でき、地域貢献にもつながる活動。

活動報告1 「大阪湾フォーラムの開催」

日時  3月5日(土)9:00~16:00
参加者 中学生:35人 高校生10人 大学生10人 大人206人  合計261人
活動内容

大阪湾の水質浄化や環境改善に取り組む団体、行政機関、大学、専門家と連携して日頃の取り組みを紹介し、情報や課題を共有する「大阪湾フォーラムの開催」

(1)尼崎北堀運河水質浄化施設見学会
(2)尼崎のびのび公園の見学会
(3)尼崎市立成良中学校でのポスターセッションと活動報告会

活動のねらい

●自分たちの活動を多くの人々に伝え、尼崎の海の環境改善に対する啓発を行う。
●海の環境改善に取り組む人々の活動を知り協働で取り組む課題を見出す。
●海の環境改善に取り組む仲間をつくる。

(1)尼崎北堀運河水質浄化施設の見学会
 運河の水質浄化活動を行っている施設の見学会を行い、日頃の活動について説明しました。
 尼崎市内外から来られた約100名の方々に、水中生物の生きる力を利用して運河の水質浄化を行う仕組みを説明しました。運河の水質浄化水路で繁殖する藻や貝からつくった堆肥を使って耕した「循環畑」でのヒマワリや菜の花の栽培による栄養塩の循環の仕組みについても説明しました。


水質浄化水路の藻の回収作業(通年)

循環花壇の耕耘と整備(通年)

(2)尼崎のびのび公園の見学会
 これまで海の汚れの原因となるチッソやリンを吸収するために冬から春にかけて栽培したワカメと、夏場に防潮堤に付着して大繁殖し死んでヘドロになる前にはぎ取った貝類をつぶして刈り取った雑草や落ち葉と混ぜ合わせて堆肥を作ってきました。そしてのびのび公園の丘を耕して畑をつくり菜の花を栽培してきました。
 多くの人々に尼崎の海の「命の循環」について説明し、その様子を見てもらうことが出来ました。


ワカメの植え付けの様子(平成27年12月)



菜の花の補苗作業の様子(平成28年2月中旬~3月上旬)



(3)成良中学校でのポスターセッションと活動報告会
 尼崎市立成良中学校で大坂湾の水質浄化や環境改善をはじめ海に親しむ活動を行っている団体のポスターセッションと活動報告会を行いました。
 ネイチャークラブでは、尼崎の運河や海の栄養を循環させて栽培し収穫した、綿、菜種、ヒマワリ、などの展示や、菜種の搾油の実演など多くの取り組みを参加者に知ってもらうことが出来ました。




ネイチャークラブの活動を報告する展示コーナー


手作りの魚の帽子をかぶって意見交換

大阪湾の航空写真を発表フロアーに敷き詰めました

中学生と高校生の活動報告

今回のフォーラムには総勢261人の人々が集まり、尼崎の海をはじめとする大阪湾の環境を改善するための、様々な取り組みについて知ることが出来ました。またフォーラムの会場にはみんなで大阪湾を中心とする航空写真のマットを敷き詰めて「未来の大阪湾」に対する夢を語ることも出来ました。
「海に問題があるという事は、自分たちの生活に問題があるということ。」
「海は人間の生活を映す鏡であるということ」をいつも心に思いながら生活していこうと多くの生徒達が感じた一日でした。


活動報告1 「大阪湾フォーラムの開催」
活動報告2 「尼崎港の生物調査」
活動報告3 21世紀の森づくり
活動報告4 21世紀の森の巣箱観察
活動報告5 菜の花の観察 花見会
活動報告6 「花と緑のフェスタ」
活動報告7 「菜の花の観察会」
活動報告8 「循環畑づくり」
活動報告9 「ことこと倶楽部」と連携した「命を育む土づくり」
活動報告10 「尼崎の海と運河の生物観察」
活動報告11 「菜種の収穫」
活動報告12 「地域間交流農業体験」
活動報告13 「菜種の収穫」
活動報告14 「いのちのじゅんかんべんきょうかい」
活動報告15 「地域間交流農業体験」茶摘み
活動報告16 「21世紀の森づくり」
活動報告17 「尼崎の海の栄養循環」
活動報告18 「干潟の生物観察」
活動報告19 「綿の栽培・活用と平和のお話」
活動報告20 「猪名川の生物観察」
活動報告21 「甲子園浜の生物観察・尼崎運河・人工干潟づくりとミニヨシズづくり」
活動報告22 「森の保育園」
活動報告23 国際交流活動「巣箱づくり」
活動報告24 国際交流活動「ネイチャースクールと意見交換会」
活動報告25 「ヒマワリ畑づくり」
活動報告26 「循環畑づくりと尼崎運河の生物観察」
速報レポート27 「キャナルフェスティバル」
速報レポート28 「稲刈りと芋掘り」

■別年度のレポート
2017年度 命の循環を学ぶ自然教育 実施レポート

プログラム検索に戻る