NO団体名主な企画内容
38 ネイチャークラブ(兵庫県) 「命の環境を学ぶ自然体験」
小・中学生が中心となり、世代を超えた人々が動植物と触れ合い、学び合い、教え合う環境教育。形は変わりつつも命はつながり続けている「命の循環」を実感でき、地域貢献にもつながる活動。

活動報告25 「ヒマワリ畑づくり」

実施日  9月2日(土)~3日(日)8:30~15:00
天気   両日とも快晴
参加者  小学生4人 中学生30人  大学生2人 大人8人 指導者3人
活動場所 のびのび公園  尼崎市東海岸町船出
活動内容

① ヒマワリ畑づくり(除草 耕うん 種まき)種まき後、定期的に観察する

活動のねらい

●福島県の災害復興の一環でもあるヒマワリプロジェクトに参加し、譲り受けたヒマワリの種から育て、復興を支援するとともに被災地との絆を大切にしようとする心と態度を育む。
●尼崎の海の周辺に美しい景観をつくり、多くの人々が親しみのある場をつくる。

 尼崎の最南端にある海辺の「のびのび公園」では、粗大ごみの不法投棄がこれまで大きな問題となっていました。また訪れる人も少なく荒れた公園となっていましたが、ネイチャークラブでは、尼崎の海の水質浄化活動と連携して、市民や行政の方々と協働で美しく、親しみやすい公園にしようと公園の丘を整備し、菜の花畑やヒマワリ畑をつくり、訪れる方々に喜んでもらえて、親しんでもらえる場をつくってきました。この取り組みも自然界の正しい循環の手助けにつながる取り組みとなっています。
 6月に菜種を収穫してから、雑草がたくさん生えていた公園の丘の草刈りをして、畝をつくり、ヒマワリの種をまきました。夏の花だと思われているヒマワリですが、品種によっては尼崎の気候であれば9月の初旬に種まきをすれば10月20日前後に開花して10月下旬まで花を楽しむことが出来ます。10月には尼崎市が市政100周年ということもあり、様々なイベントが開催されます。文字通り市政100周年に花を添え、被災地福島県の復興に貢献できればとすべての参加者が願いながら取り組みました。













今回の活動は、2日間でほとんど機械を使わず600㎡の除草を行い、花畑を耕し、種まきが出来るだろうかということが課題となっていました。繁茂する雑草を見たとき自分たちにできるだろうかという不安を口にする子供もいましたが、自分たちの持ち場を決め、協力し合いながら活動することで予定の日程で花畑が完成しました。この活動によって協力し合い、地道に取り組めば必ず出来ることを学びました。
自分たちがつくった花畑にヒマワリが咲く日が楽しみです。

9月24日の観察では発芽して順調に育っていましたが台風や雨の日が多いために今後の成長が心配です。



活動報告1 「大阪湾フォーラムの開催」
活動報告2 「尼崎港の生物調査」
活動報告3 21世紀の森づくり
活動報告4 21世紀の森の巣箱観察
活動報告5 菜の花の観察 花見会
活動報告6 「花と緑のフェスタ」
活動報告7 「菜の花の観察会」
活動報告8 「循環畑づくり」
活動報告9 「ことこと倶楽部」と連携した「命を育む土づくり」
活動報告10 「尼崎の海と運河の生物観察」
活動報告11 「菜種の収穫」
活動報告12 「地域間交流農業体験」
活動報告13 「菜種の収穫」
活動報告14 「いのちのじゅんかんべんきょうかい」
活動報告15 「地域間交流農業体験」茶摘み
活動報告16 「21世紀の森づくり」
活動報告17 「尼崎の海の栄養循環」
活動報告18 「干潟の生物観察」
活動報告19 「綿の栽培・活用と平和のお話」
活動報告20 「猪名川の生物観察」
活動報告21 「甲子園浜の生物観察・尼崎運河・人工干潟づくりとミニヨシズづくり」
活動報告22 「森の保育園」
活動報告23 国際交流活動「巣箱づくり」
活動報告24 国際交流活動「ネイチャースクールと意見交換会」
活動報告25 「ヒマワリ畑づくり」
活動報告26 「循環畑づくりと尼崎運河の生物観察」
速報レポート27 「キャナルフェスティバル」
速報レポート28 「稲刈りと芋掘り」

■別年度のレポート
2017年度 命の循環を学ぶ自然教育 実施レポート

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