NO団体名主な企画内容
38 ネイチャークラブ(兵庫県) 「命の環境を学ぶ自然体験」
小・中学生が中心となり、世代を超えた人々が動植物と触れ合い、学び合い、教え合う環境教育。形は変わりつつも命はつながり続けている「命の循環」を実感でき、地域貢献にもつながる活動。

活動報告2 「尼崎港の生物調査」

日時  3月20日(日)9:00~12:00
参加者 小学生3人 中学生:8人 大学生3人 大人4人  
指導者 5人
活動内容

専門家と連携し尼崎港に設置した「ボサカゴ」を住処にする生物の調査を行う。

活動のねらい

●尼崎港の生物観察を通して、海と自分たちの生活とのかかわりについて興味関心を高める。
●海の生物が生きる環境を知り、環境改善に取り組む心と態度を育む。

尼崎港に1月24日に尼崎港に「ボサカゴ」(水中生物の居着きやすいカゴ)をつくって海中に沈めました。定期的に引き上げて尼崎港にどのような生き物が生息しているか観察する事にしました。
海面には、赤スジクラゲが泳いでいました。約100平方メートルの範囲に最も多いところで15体の赤スジクラゲを観察する事が出来ました。
ボサカゴを引きあげる時にも引っかかってきました。毒をもっているためにさわると危険です。
観察の後、頑丈なゴム手袋と、木の棒で取り除いて海に帰しました。







水深2メートルの位置に沈めたボサカゴの中にはメバルの赤ちゃんやイソガン、ヨコエビやドロクダムシという生物が住み着いていました。水深6メートルの海底に沈めたボサカゴの中に入れた木の枝には、小さなフジツボの赤ちゃんが付いていました。重りのブロックにはたくさんのホヤが付いていました。









今回の観察で、海の生物は水深によって生きる場所が異なることがわかりました。また海の生物が生きる場所を人間がつくりだせることが出来るとわかり、尼崎運河でも実験してみることにしました。
参加者全員が海の生き物の命のつながりについて調べることに興味を持ちました。



活動報告1 「大阪湾フォーラムの開催」
活動報告2 「尼崎港の生物調査」
活動報告3 21世紀の森づくり
活動報告4 21世紀の森の巣箱観察
活動報告5 菜の花の観察 花見会
活動報告6 「花と緑のフェスタ」
活動報告7 「菜の花の観察会」
活動報告8 「循環畑づくり」
活動報告9 「ことこと倶楽部」と連携した「命を育む土づくり」
活動報告10 「尼崎の海と運河の生物観察」
活動報告11 「菜種の収穫」
活動報告12 「地域間交流農業体験」
活動報告13 「菜種の収穫」
活動報告14 「いのちのじゅんかんべんきょうかい」
活動報告15 「地域間交流農業体験」茶摘み
活動報告16 「21世紀の森づくり」
活動報告17 「尼崎の海の栄養循環」
活動報告18 「干潟の生物観察」
活動報告19 「綿の栽培・活用と平和のお話」
活動報告20 「猪名川の生物観察」
活動報告21 「甲子園浜の生物観察・尼崎運河・人工干潟づくりとミニヨシズづくり」
活動報告22 「森の保育園」
活動報告23 国際交流活動「巣箱づくり」
活動報告24 国際交流活動「ネイチャースクールと意見交換会」
活動報告25 「ヒマワリ畑づくり」
活動報告26 「循環畑づくりと尼崎運河の生物観察」
速報レポート27 「キャナルフェスティバル」
速報レポート28 「稲刈りと芋掘り」

■別年度のレポート
2017年度 命の循環を学ぶ自然教育 実施レポート

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