NO団体名主な企画内容
38 ネイチャークラブ(兵庫県) 「命の環境を学ぶ自然体験」
小・中学生が中心となり、世代を超えた人々が動植物と触れ合い、学び合い、教え合う環境教育。形は変わりつつも命はつながり続けている「命の循環」を実感でき、地域貢献にもつながる活動。

活動報告5 菜の花の観察 花見会

日時  4月9日(土)9:00~15:30
参加者 小学生10人 中学生18人 大学生4人 大人12人 指導者3人
活動場所 尼崎のびのび公園 尼崎市東海岸町船出 
活動のねらい

●菜の花の開花状態と、花に集まる生物の観察を通して生命のつながりを実感する。
●自然の恵みに感謝し、食に関する興味関心を高める。

活動内容

①菜の花の観察
②花見会

①菜の花の観察
 尼崎の海の汚れの原因となる栄養を吸収させることを目的に育てたワカメと防潮堤に付着して繁殖する貝類を、刈り取った雑草と混ぜ合わせて堆肥を作りました。その堆肥を使って尼崎の南部の埋立地にあるのびのび公園で畑を作り、市民、大学、専門家と連携して菜の花を育てています。
 昨年の10月に種をまき、ネイチャークラブの中学生が中心となって育ててきました。
 3月下旬からどんどん花が咲き出し、4月9日にほぼ満開となりました。
 満開の菜の花畑には、蝶やミツバチがたくさん集まってきていました。
 冬の間の厳しい寒さに耐えて、美しい花を咲かせた菜の花たちは、多くの人に喜びや感動を与え、多様な生物の命を支え育みます。人間が自然の一部として役立っていることを実感することが出来ました。







②花見会
 菜の花畑の観察をして、これまで菜の花の栽培に係わってきた仲間で、満開を祝う花見会を開催しました。花見会では、トム・ソーヤースクール企画コンテストの優秀賞の副賞でいただいたチキンラーメンを使ったお餅や、菜の花をトッピングしたラーメンを作りました。
 お餅は、チキンラーメンを直接つき込んだものやネギ味噌と一緒にトッピングしたものを作りました。
 みんなチキンラーメンの入ったお餅や、トッピングしたお餅を初めて食べましたがとても好評でした。
 チキンラーメンの菜の花トッピングは、菜の花がほろ苦く、香りもさわや、色もきれいでしっかりした味のラーメンの薬味に最適な食材であるという事がわかりました。

 自分たちが育てた菜の花と身近な食べ物を組み合わせて食べ物を作る、創意・工夫の楽しさを子ども達に伝え、感じてもらえることが出来ました。これからも自分たちが作った作物を工夫して美味しいものを創作しようと思いなす。命と幸せを共に循環させる取り組みに発展させることを目指します。











活動報告1 「大阪湾フォーラムの開催」
活動報告2 「尼崎港の生物調査」
活動報告3 21世紀の森づくり
活動報告4 21世紀の森の巣箱観察
活動報告5 菜の花の観察 花見会
活動報告6 「花と緑のフェスタ」
活動報告7 「菜の花の観察会」
活動報告8 「循環畑づくり」
活動報告9 「ことこと倶楽部」と連携した「命を育む土づくり」
活動報告10 「尼崎の海と運河の生物観察」
活動報告11 「菜種の収穫」
活動報告12 「地域間交流農業体験」
活動報告13 「菜種の収穫」
活動報告14 「いのちのじゅんかんべんきょうかい」
活動報告15 「地域間交流農業体験」茶摘み
活動報告16 「21世紀の森づくり」
活動報告17 「尼崎の海の栄養循環」
活動報告18 「干潟の生物観察」
活動報告19 「綿の栽培・活用と平和のお話」
活動報告20 「猪名川の生物観察」
活動報告21 「甲子園浜の生物観察・尼崎運河・人工干潟づくりとミニヨシズづくり」
活動報告22 「森の保育園」
活動報告23 国際交流活動「巣箱づくり」
活動報告24 国際交流活動「ネイチャースクールと意見交換会」
活動報告25 「ヒマワリ畑づくり」
活動報告26 「循環畑づくりと尼崎運河の生物観察」
速報レポート27 「キャナルフェスティバル」
速報レポート28 「稲刈りと芋掘り」

■別年度のレポート
2017年度 命の循環を学ぶ自然教育 実施レポート

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