NO団体名主な企画内容
40 ネイチャークラブ(兵庫県) 「命の循環を学ぶ自然教育」
尼崎21世紀の森づくりや、尼崎運河水質浄化活動、生物観察などを行い、命が繋がり続けていることを実感するプログラム。地域再生、自然環境改善の取組が備わった、社会貢献性のある活動。

速報レポート21 「尼崎運河の水質浄化活動と循環畑の菜種の収穫」

平成29年9月24日(日)9:00~13:30
天候 晴時々曇
参加者  中学生10人 大人4人 指導者2人
活動場所 尼崎北堀運河水質浄化施設 キャナルベース
活動内容

(1) 循環畑のヒマワリの手入れ
(2) ボサカゴの観察
(3) 人工干潟の調査

活動のねらい

●ヒマワリの栽培を通じて、尼崎運河の栄養を循環させるための仕組みを学び、自然再生や循環型社会の構築に向けて取り組もうとする心と態度を育む。
●生物の生きる環境と命のつながりを知り、自然環境にやさしい人間の生き方について考える。

(1)循環畑のヒマワリの手入れ
 尼崎北堀運河水質浄化施設に繁殖する藻類や貝類を回収し、雑草と混ぜ合わせて作った堆肥で運河沿いにある「循環畑」でヒマワリを育てています。今日はヒマワリの観察と手入れをして、畑の周辺の雑草を抜きました。








(2)ボサカゴの観察
 尼崎運河に沈めた、ボサカゴを引き上げて中に入っている生物を調べました。
 水面から1メートほどの深さの表層に設置したボサカゴに中にはアイゴ、チヌ、チチブ、シマイサキがいました。
 水深2メートルから3メートルほどの低層にはウロハゼがいました。またこの季節には珍しく、運河と人工干潟の間にチチブが産卵していることも観察によってわかりました。運河ではこれまで観察できなかった魚が命を育むことが出来るようになってきています。





(3)人工干潟の調査
 水質浄化施設の人工干潟を生き物が命を育みやすい環境にするために、「浅場づくり」、「岩場づくり」、「ヨシの栽培」など様々な取り組みを行ってきました。今回は干潟に澪筋(みおすじ)をつけることで、干潟の砂泥に含まれる硫化水素の量(干潟や泥地の生物が生きることのできる指標の一つ)に違いが出るかどうか、地温、地面の硬さなどを調査することにしました。硫化水素の量は、未遂をつけることで低くなったことが解りました。地温は、天然の干潟と比べて変わりがないことが解りました。地面の硬さについてはこれから、定期的に測定して変化を調べていきます。







速報レポート1 「干潟観察会」
速報レポート2 「菜の花の観察と活動報告会」
速報レポート3 「大阪湾の生物観察と海苔すき」
速報レポート4 「花と緑のフェスタ」
速報レポート5 「尼崎運河の水質浄化活動と循環畑の菜種の収穫」
速報レポート6 「腐植土と貝殻を活用した畑づくり」
速報レポート7 「田植え」
速報レポート8 「菜種の収穫」
速報レポート9 「尼崎港の生物観察と貝を原料にした堆肥づくり」
速報レポート10 「干潟の自然観察会」
速報レポート11 「尼崎港の生物観察と貝を原料にした堆肥づくり」
速報レポート12 「果樹の葉っぱの観察」
速報レポート13 「猪名川上流の生物観察」
速報レポート14 「尼崎運河循環畑でのヒマワリの種まき」
速報レポート15 「小山の植物観察とネイチャークラフト」
速報レポート16 「昆陽川(こやがわ)の外来植物駆除活動」
速報レポート17 「尼崎21世紀の森づくりにつなぐ野鳥教室と巣箱づくり」
速報レポート18 「尼崎運河の循環畑と人工干潟の調査、ヨシズづくり」
速報レポート19 「マリーゴールド染め」
速報レポート20 「菜の花の苗床づくり」
速報レポート21 「尼崎運河の水質浄化活動と循環畑の菜種の収穫」
速報レポート22 「菜の花の苗床完成」
速報レポート23 「呈茶会」
速報レポート24 「上勝町での合宿・稲刈りと竹筒料理」

■別年度のレポート
2016年度 命の環境を学ぶ自然体験 実施レポート

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