NO団体名主な企画内容
40 ネイチャークラブ(兵庫県) 「命の循環を学ぶ自然教育」
尼崎21世紀の森づくりや、尼崎運河水質浄化活動、生物観察などを行い、命が繋がり続けていることを実感するプログラム。地域再生、自然環境改善の取組が備わった、社会貢献性のある活動。

速報レポート24 「上勝町での合宿・稲刈りと竹筒料理」

平成29年10月8日(土)~9日(祝)
天候 8日:晴  9日:晴
参加者  中学生16人  指導者5人
活動場所 徳島県勝浦郡上勝町
活動内容

8日:稲刈り
9日:竹筒料理

活動のねらい

●自然の豊かさや美しさを体感する。
●米作りを通じて、自然の恵みに対する感謝と食の安全についての意識を高める。
●竹筒料理を作ることから放置林の問題について意識を高め、竹の活用方法を考える。
●2日間の共同生活を通して、協働による取り組みの尊さに気づく。

【稲刈り】
 6月に田植えを行い、定期的に稲の手入れを行いながら収穫に時を迎えることが出来ました。
 米作りはとても多くの手間をかけて行われることを知ることが出来ました。
 機械の頼るのではなく自分たちの手で刈り取り、はせ掛けをしました。





【竹の伐採】
 竹筒料理を作るために、竹取りに行きました。
 数十年前まで竹は建築材や人々の生活の道具によく使われてきましたが、時代とともに利用量が減少してきました。そのため放置される竹藪が増え、荒れた林が拡大するといった問題が起こっています。そこで竹の利用価値を知り、放置林の問題を解消できる活動として竹筒料理をすることにしました。
 稲刈りが終わってから竹藪に竹取りに行きました。グループに分かれて3本の竹を切り出しました。竹が密集しているために足場が悪く、竹を切るのにとても苦労しました。まわりの森にも竹が広がっていることや、竹の根が通路のコンクリートを持ち上げてひび割れているところもありました。竹林を放置することで周辺環境にも大きな影響を与えることに気づくことが出来ました。





【火おこし】
 夕食のバーベキューのために火おこしをしました。みんなで協力し合って必死になって火おこしをしました。1時間以上かけてやっと火種をつくることはできたのですが、大きな炎に育てることはできませんでした。最後はマッチやライターに頼り、火をおこすことが出来ましたが、この経験でみんなが火のありがたみを感じることが出来ました。





【水辺の散策】
 上勝町を流れる勝浦川の上流の散策を行い、美しい水辺にの植物や生物を観察しました。
 川のせせらぎの音、鳥の鳴き声、虫の鳴き声、朝日と朝もやにつつまれる風景など、自然の美しさを感じることが出来ました。





【竹筒料理】
 昨日切り出してきた、竹を使って竹筒料理つくりました。
 炊き込みご飯をつくるための器や、魚を焼くための竹串、箸や出来上がった料理を入れる食器など、みんなで工夫して作ることが出来ました。つくりながら竹という材料の特徴を知ることが出来ました。
 食べるための道具だけではなく、体のコリをほぐすマッサージ用具も考え出せました。
 竹には様々な利用価値がある事に気づけました。









まとめ

 今回の合宿では、都会に住むこどもたちが日常経験できないことを体験することが出来ました。2日間の活動で、「自分や仲間を大切にすること」、「自然やその恵みに感謝する事」、「新しい発想や工夫」が出来るようになりました。



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■別年度のレポート
2016年度 命の環境を学ぶ自然体験 実施レポート

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