NO団体名主な企画内容
14 NPO法人もあなキッズ自然楽校(神奈川県) 「小学生向けの遊びと環境学習活動「もあなキッズアースビレッジ」」
学童「もあなのいえ」で行う「地球の日」と週末の自然体験活動「海山eco」2つの環境学習活動を通し、小学生の子どもたちに、遊びを通して地球上で起きている様々な問題を知る機会を提供し、自分たちができる事を考えていく企画。

速報レポート17 『地球の日』テーマ「着るもの」:着るものと生産者

活動日  9月8日(水)
活動場所 放課後児童クラブ「もあなのいえ」
参加者  子ども20名/スタッフ3名
活動内容

 前回の内容である着るものの素材の中から、今回はコットンについて取り上げました。まず、コットンがどのように作られるかについて動画を見ました。綿花が生産されてから服がどのようにできるのかを話しました。
 次に、綿花栽培の現状について話しました。綿花の栽培には大量の農薬と水が使用されます。それによって綿花栽培に関わっている人々への健康被害や環境への影響があります。ただ、現状の綿花の栽培は悪いことばかりではありません。農薬を使うことで大量生産ができ、結果として私たちのもとに安い商品が届きます。また、商品が売れることにより経済が回り、結果として現地での雇用が生まれることに繋がります。
 実際に自分たちはどうすればいいのかな?綿花栽培における農薬の使用の是非について、意見ごとに分かれて討論しました。農薬使っても良いと考えているチームは
 「自分たちの着る服が無くなってしまう」
 「働くところが無くなるのはかわいそう」という考えです。
 一方、農薬を使ってはいけないと考えているチームは
 「人が健康に生きられないとダメ」
 「水の使い過ぎで川が無くなったら困る」
 「服を着なきゃいいじゃん」など良い意見がたくさん出ました。
 討論をすることで、お互いの意見のメリット・デメリットを知ることができました。また、変わったほうがいい所や、綿花の栽培がこうなってほしいと願う意見もできたと思います。 海外の企業などでは自分たちの理念と合わない素材を使わない不買運動などがあります。自分の意見を持つことが、自分の信じる意見を応援することになるのです。衣服を買うときに選択の仕方が変われば、環境や人を守ることに繋がります。自分の意見を持てたことがとても大事なことなのです。


農薬の使用の是非について討論中



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