NO団体名主な企画内容
14 NPO法人もあなキッズ自然楽校(神奈川県) 「小学生向けの遊びと環境学習活動「もあなキッズアースビレッジ」」
学童「もあなのいえ」で行う「地球の日」と週末の自然体験活動「海山eco」2つの環境学習活動を通し、小学生の子どもたちに、遊びを通して地球上で起きている様々な問題を知る機会を提供し、自分たちができる事を考えていく企画。

速報レポート21 『地球の日』テーマ「着るもの」:洋服との付き合い方を考えよう

活動日 9月29日(水)
活動場所 放課後児童クラブ「もあなのいえ」
参加者 子ども20名/スタッフ3名
活動内容

 これまで地球の日では服が作られる過程について話をし、子ども達の理解も深まってきました。なので、今回はカードゲームを使って実際に買う物がどのように環境や人に影響を与えているのかを考えました。カードには服のイラストの他、値段などの服に関わる情報が記載されています。自分は普段どのような基準で選んでいるかをもとに、チームで服、ズボン、くつを選びました。
 「コットン100%だからいいやつなんじゃない?」
 「値段高いなぁ」
 「エコっぽいからこれにしよう!」
 値段、ファッション性、好みの色、これまで学んできた環境や人への影響など、一人ひとりの基準で服を選びます。
 「壊れにくいってことはゴミの出る量は少なくなるな」
 「安いっていうことは、作っている人がもらえるお金は少ないんじゃない?」
 「これは遠くで作られていて運ぶのにCO2が出るから、日本製のほうがいいんじゃない?」
 これまで学んできたことをフル活用してより環境や人にやさしいものを選んでいました。子ども達に選ばれたのは、より長く使えるものや材料が天然由来のものが多かったです。反対に極端に価格の安いものや大量生産されている物などは選ばれにくかった印象です。
 子ども達の発言からもわかるように、価格やデザインのほかにもゴミの排出量やCO2の問題など、店頭に並んでいる商品の情報だけからでは見えにくい情報も探っていました。様々な情報や服作りの現状を知っているのと知らないのでは、これだけの視野の違いが出てきます。それを踏まえて、今回のカードゲームはこれまでの内容を活かした服選びが出来ていました。実際の生活でも、かっこいい・かわいいに惑わされず一歩踏み込んだ視点で服を見られるようになったのではないかと思います。


実際のお買い物を疑似体験しながら、服を選んでいく



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