速報レポート３　学区探検(2)　南コース

＜活動内容＞
（１） 学区探検(2)　南コース
　2回目の学区探検は浜田小学校を含む南コース。まずは学校近くのチャンチャン井戸からのスタートでした。学校近くにあっても3年生の子どもたちには、全く知られていませんでした。設置されている看板を読むと、このあたりは水の質が悪く、渋みが強い水で飲み水には適していない地域で、８００年程前、旅の僧を倒れているのを助け、その恩返しにチャンチャンと鐘を鳴らし、お経を唱え探し、僧の示した場所を掘るとそこから清い水があふれ出たということでした。この水を遠くから汲みに来る程いい水だったそうです。またこの井戸の清い水から、「清水」という地名がついたと言われているそうです。ということで子どもたちは「びっくり」「大発見」「おすすめ」として記録していました。学校近くの八幡神社は、子どもたちの遊び場となっているところで、みんながよく知っていました。「お気に入り」「おすすめ」が多かったです。巴川沿いの八雲神社のつくりが八幡神社そっくりということで、こちらは「びっくり」「大発見」が多かったようです。八雲神社の前の電柱には、2.7mの津波が想定されていると表示されており、その高さに「びっくり」と驚いていました。巴川を津波があがってくることに気づいた子もいて、海の近くじゃなくても高い津波が来ることにこわいねと「大発見」の記録しながら話している姿が見られました。この南コースの探検中、西コース探検で見つけた『旧しみず道』と書かれた看板を4つも見つけ、旧しみず道が学区の中を通っていることがわかり「びっくり」や、自分の家の前の道が旧しみず道だったと「大発見」で記録している子もいました。そして、やはり旧しみず道って何だろうと「はてな」が大きくなりました。そして、旧しみず道沿いには神社やお寺が多いことに気づき「大発見」でした。南コースは周りを広い道

チャンチャン井戸

八幡神社で集合写真

2.7mの表示の電柱の前で

にかこまれ交通量も多く、広い道ぞいにはお店がならんでいることもわかりました。今回は神社で休憩をとりながら、メモと水分補給をして、全員が安全に帰ってくることができました。1回目よりもさらに上手に探検ができていたように感じました。子どもたちも学区探検が好きになり、次も楽しみと言っていました。

南コースにもあった旧しみず道の看板

旧しみず道沿いの禅業寺

津波到達を知らせる看板

（２） 南コース探検新聞作り
　探検の翌日、子どもたちは自分のワークシートを見ながら、探検新聞を作りました。子どもたちにとって2回目の新聞作りです。前回同様、新聞の枠は4コマ漫画のある枠とない枠が自分で選べるようにしました。探検で撮った写真も使えるようにコピーしておきました。2回目の新聞作りは2時間かからず全員が仕上げることができました。

探検新聞(1)

探検新聞(2)

探検新聞(3)

（３） 見てきた物や特徴を出し合い、南コースの町に名前をつける
南コースで見てきた物、特徴を出し合いながら、南コースの町に名前を考えました。子どもたちは「古いもの（旧しみず道の看板４つ、お寺と神社５つ、チャンチャン井戸）がたくさんあり、広い道にはお店がいっぱい、津波の危険を知らせる看板もある町」と名前をつけました。

南コースの町に名前をつける

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