速報レポート４　学区探検(3)　東コース

＜活動内容＞
（１） 学区探検(3)　東コース
　３回目の学区探検はお弁当を持って、1日の計画で回る東コース。東コースを回りながら、エスパルスドリームプラザ近くのマリンパークからクルーズ船に乗って、清水港の様子や、海から清水の町を見ることができます。（クルーズ船乗船のことは速報レポート５に書きます。）
　子どもたちは今まで1番テンションが高く、はりきってスタートしました。東コースのスタート地点は巴川沿いの道で、前回の南コースとは反対の川岸になります。まず、目についたのは大きな建物で、巴の園という老人ホームでした。この建物には「津波ひなんビル」という緑の看板がついていました。子どもたちはすぐに、前回の南コースの探検で八雲神社の前の電柱には、2.7mの津波が想定されていると表示されていたことを思い出し、巴川をあがってきた津波から逃げるビルになっていることを理解することができました。子どもたちは「大発見」と記録していました。次に子どもたちの興味を引いたのは家の玄関についている手のオブジェ。ちょっと不気味でしたが、きれいな手の形であれは何だろうと「はてな」や「びっくり」の子が多かったようです。
　巴川の一本外側の道は、そんなに広い道ではありませんが、小さなお店がたくさんならんでいました。クラスの子のおじいちゃんやおばあちゃんがやっている店もありました。その子たちは「おすすめ」を選んでいました。そしてその1本外側の道はさつき通りという名前のついた広い道です。学区の地図で確認した時に銀行の地図記号がならんでいた通りです。確かに銀行や信用金庫が多く、お店もたくさんありました。さつき通りを越えるとビルや立体駐車場に「津波ひなんビル」の看板があり「びっくり」でした。ビルではなく、立体駐車場の1番上が避難場所になっていることにとても驚いたようでした。

巴の園の前で全員で

不思議な手のオブジェ

立体駐車場が津波ひなんビル

　海に近い高いところを港湾道路が通っていて、その下がマリンロードという名前のついた歩行者と自転車か通れる道路になっていました。マリンロードを通ってクルーズ船乗り場のマリンパークまで行きました。クルーズ船乗船のことは次回の速報レポート５で報告します。クルーズ船に乗り、お弁当を食べ、休憩後、東コースの探検にもどりました。マリンロードの海側には大きな工場がたくさんありました。ここだけ今までと雰囲気ががらっと変わっていて「びっくり」、家が全くなく、子どもたちも海の近くの様子は全然違うとわかったようでした。今回はお弁当を食べ、1日の探検で天気のよく、暑い中でしたが、体調を崩す子もなく、最後までよく頑張って歩きました。どの子も楽しかったと満足の笑顔でした。

歩行者と自転車のマリンロード

海沿いの大きな工場(1)

海沿いの大きな工場(2)

（２） 東コース探検新聞作り　　＊新聞にはクルーズ船乗船の内容も入っています。
　探検の翌日、子どもたちは自分のワークシートを見ながら、探検新聞を作りました。子どもたちにとって３回目の新聞作りです。今まで同様、新聞の枠は4コマ漫画のある枠とない枠が自分で選べるようにしました。探検で撮った写真も使えるようにコピーしておきました。３回目の新聞作りは１時間半ほどで全員が仕上げることができました。

探検新聞　(1)

探検新聞　(2)

探検新聞　(3)

（３） 見てきた物や特徴を出し合い、東コースの町に名前をつける
　東コースで見てきた物、特徴を出し合いながら、東コースの町に名前を考えました。子どもたちは「広い道にお店や銀行が多く、海の近くに大きな工場がたくさんあり、巴川沿いや海の近くに津波ひなんビルもある町」と名前をつけました。

東コースの町に名前をつける

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