NO団体名主な企画内容
15 国立市立国立第七小学校(東京都) 「校長先生と身近な自然体験チャレンジGO!」
低学年は地域めぐりを通して自然に親しみながら動植物と関わり、興味・関心を高める活動を行い、中・高学年は河岸にて自ら研究テーマを設定し、動植物の調べ学習を行って発表する活動などを行う。

速報レポート11 3年生の活動

活動日:10月15日
参加児童+教員:約56名

「昆虫標本作成を通し、昆虫の体についての学びを深める」
 文部科学省小学校指導要領の3年生理科、「昆虫と植物」領域の目標に「身近な昆虫や植物を探したり育てたりして,成長の過程や体のつくりを調べ,それらの成長のきまりや体のつくりについての考えをもつことができるようにする。」とあり、昆虫については、「昆虫の育ち方には一定の順序があり,成虫の体は頭,胸及び腹からできていること。」と定められています。様々な昆虫を飼育しながら学習を進めていきますが、本校では、多摩動物公園の知人にお願いし、昆虫園で飼育し放蝶し、その後廃棄する予定であったチョウを頂くことにして、実際のチョウを児童に配布し、展翅標本を作成しながら昆虫のつくりについての学習を深める活動を行いました。
 授業では、まず始めに校長私物のチョウの展翅標本を提示し、標本というものの価値について話しました。標本を作ることは、その生き物に第二の命を与え、永遠にその姿を留める価値ある行為であると力説しました。その後、様々な昆虫の形態を記した昆虫カードを提示し、昆虫といっても様々な目に分類できることを知ると共に、様々な違いはあるものの昆虫というものの特徴を良く捉えることができました。展翅作業は、前年度も行いましたが、今回は昆虫針を使わずに、頭・胸・腹の所にボンドを塗り固定させることにしました。作業を行いながら、初めて見る沖縄のチョウなど珍しい姿に、「きれいだなあ。」「模様がすてき。」などの声があがっていました。中には、どうしてもチョウに触れない子もいましたが、その子には、教員が手伝って一緒に作業を進めるようにしました。
 これらチョウの展翅標本作製作業の活動を通して、昆虫の体は、頭・胸・腹からできており、足が6本あり、一定のきまりからできているということを学ぶことができました。また、様々なきれいな模様のチョウを目の当たりにして、自然の多様な姿や美しい姿にも感動している児童が多くいたと思います。このような活動を通し、少しずつですが自然への興味・関心を高めることができたと感じております。今回は、1組だけで実施しましたが、今後、多摩動物公園からの第二陣のチョウが届き次第、2組でも実践していく予定であります。
 以下、校長先生の授業風景と児童の展翅標本作成作業の様子を紹介します。









速報レポート1
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■別年度のレポート
2015年度 校長先生と身近な自然体験チャレンジGO3(スリー)! 実施レポート
2013年度 国立市立国立第七小学校「みんなで自然体験推進レッツ・ゴー!」 実施レポート

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