速報レポート１　環境出前授業用調査及び撮影（マイクロプラスチック撲滅大作戦）

　新型コロナウィルスの影響で小学校内での環境出前授業の実施がしばらくは難しいことから、オンラインで環境出前授業を行なうためのコンテンツづくりのための調査及び撮影を行ないました。神奈川県の海岸線およそ435kmを歩いてごみ拾いし、どこの海岸にどのようなプラスチックごみが多いのか? それはなぜなのかの調査を開始しました。これは動画も撮影し、子どもたちのナレーションをオンラインでオーディションして決め、子どもの声のナレーションを入れて後日発表し、子どもたちに見せます。また、湘南海岸の砂浜が続くエリアから、子どもたちにも保護者と一緒にごみ拾いを手伝ってもらいます。

　神奈川県と静岡県の県境の湯河原からスタートし、真鶴半島までの海岸線をごみ拾いしながら、ドローンを飛ばして海岸線を空撮、道中を動画および静止画撮影。神奈川県の西端にある真鶴半島は、台風の後などは河川から流出したプラごみが相模湾を漂い、北東の風に押されて大量に漂着することがわかりました。また特にペットボトルや発泡スチロールなど、軽くて海に浮くものが漂着しやすいこともわかってきました。今後、神奈川工科大学とも協働することが決まり、アカデミックな裏付けがとれるようにします。これから続けて制作するビデオを子どもたちにオンライン授業で流し、子どもたちと一緒に取り組んでいきます。

JR真鶴駅から海岸を歩いて目指します。

足場の悪いごろた石場でプラごみを拾います。

真鶴半島の先端の三ツ石まできました。

福浦港でドローンによる空撮も試みました。

この日拾ったプラごみ、総重量3.73kg。

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