速報レポート１４　美しいアオバト、マイクロプラスチックから守れ!、親子で大磯PGT大作戦実施! その1

　ふだんは丹沢などの山に棲み、7月から10月の間に山奥から海のミネラル分を摂取するために大磯の海岸に群れで現れるアオバト。海水には知らず知らずのうちにマイクロプラスチックの粒子が含まれていて、アオバトにも徐々にマイクロプラスチックの影響が出始めそうな気配です。子どもたちや保護者の方たちに自分ごととして捉えていただくために、野鳥自然観察員からアオバトについて解説していただき、双眼鏡も使ってアオバトの観察をしました。また、当NPO理事長からマイクロプラスチックについても解説。海岸に43インチのテレビモニターを持ち込み、太陽光発電で充電したポータブル電源によりテレビモニターを駆動させ、子どもたちにもわかりやすくビジュアルで解説しました。コロナ対策、熱中症対策を施した上で、また救命胴衣着用などの安全対策もしっかりと整え、主にプラスチックごみを回収するPGT（Pプラスチック Gゴミ T獲ったどぉ）大作戦を実施しました。

　横浜駅からマイクロバスなども準備し、電車や自家用車などで10時に大磯・照ヶ崎海岸に集合。山梨県からも11名も親子で参加してくださいました。海岸に設置した大型タープをベースとして、安全対策および新型コロナウィルスや熱中症への対策を徹底しながら、海岸でのテレビモニターを用いた講座、双眼鏡を使ってのアオバト観察、ごみ拾い、そして超小型ドローンの実演、最後に冷たいソフトドリンクとお菓子での懇親会など、盛り沢山の内容を盛り込みながら、14時30分には、ごみを検量し、公益財団法人かながわ海岸美化財団によるごみ回収のご協力も得て、無事に終了しました。

ゴミの総重量 5.533kg（うちプラごみ比率77.8%）
●ゴミ詳細
ビン・缶・金属　0.546kg
ペットボトル 0.185kg
プラスチック　 4.121kg
紙ゴミ　 0.681kg　

でした。

今回のテーマとなったアオバト。この野鳥をマイクロプラスチックから守ろうというスローガンのもと、海岸のごみ拾いを親子で行ないました。

この日集まった参加者57名。山梨県からも11名も参加してくださり、親子で大いに盛り上がりました。

野鳥自然観察員の道下氏によるアオバトについてのレクチャー。海岸に設置した大型タープをベースに、テレビモニターを持ち込んで実施。

当NPO豊田理事長によるマイクロプラスチックについてのレクチャー。子どもたちにもわかりやすいビジュアルを多用しての解説でした。

全員救命胴衣着用など、安全対策も施してのごみ拾い。ごみは公益財団法人神奈川海岸美化財団のご協力により回収・処理していただきました。

当NPO田中理事による安全ガードを装着した超小型ドローンの実演会。子どもたちは、ドローンの行方とドローンが撮影してくる映像に目を輝かせていました。

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