NO団体名主な企画内容
16 横浜市立茅ケ崎中学校(神奈川県) 「我々の住むニュータウンの生き物から学ぶ ~持続可能な学区を生き物と水から考える~」
港北ニュータウン土地区画整理事業完了から25年。自分たちが居住する学区内の環境の実態を水生物の捕獲と水質判定から把握することで、今後の持続可能な学区環境の保全のためのアクションプランを考えていく企画。

速報レポート1

実施日 7月12日(月)
参加人数 小中学生80名 大人2名 指導者2名
活動の内容

 ・生物相調査
  学区内の河川や池の水生生物を捕獲する。ニュータウンとして開発された土地にどのような生物が住んでいるのかを調査する。
  調査地点は茅ヶ崎公園内の池1か所と水流がある地点2か所の計3か所で行った。

 ・水質判定
  捕獲した水生生物を同定し、ワークシートに記録する。環境省の資料を用いて水生生物を得点化し、その得点から水質を測定する。

活動の詳細内容の報告

 ・12班編成をし、それぞれの班内で分担して以下の持ち物をすべての班がもって、調査に向かった。
 持ち物
 バケツ・温度計(水温計)・メジャー・捕獲網×1・アクアスコープ×1・白色バット×2・ピンセット×2・ルーペ×2・pH試験紙・資料(「河川生物の絵解き検索」)3冊

 ・生物相調査を学区内の3か所で実施した。調査の方法の詳細は、「トム・ソーヤーコンテスト」応募時に提出した別資料の通りである。

 ・1地点目の調査地は、茅ヶ崎公園内の池である。事前活動として、都筑区役所土木課とともに、茅ケ崎公園内の池の水を抜き、水底を清掃する活動を行った(2020年10月29日)。地点である。2020年9月に今回と同様の水質調査を行ったときには、水質は「良好とはいえない」という結果であった。
  2020年10月29日の活動で池の水を抜き、水底の堆積物を取り除く活動を行ったものの、今回の水生生物を用いての水質判定の結果も、「良好とはいえない」という結果になった。池に流れ込む水流の改善が必要であることが考えられる。しかし、捕獲した生物の種類は昨年よりも増加傾向にあったと感じた。

 ・2地点目の調査地は、茅ヶ崎公園内の水流がある地点である。緑道内を流れており、草木が生い茂っているが、一方でマンション群のすぐ裏手にある。人通りも少なくない場所である。高架下などの常に陰になっている地点も存在している。

 ・3地点目の調査地は、茅ヶ崎公園の外れで、緑道の端である。両端に植物が生い茂る地点や水が溜まっている地点など様々な様子の場所が存在している。

活動の様子と説明コメント等

調査地に向かう生徒の様子。約5分かけて1地点目の調査地へ80人の中学生が向かった。

1地点目の調査地での生物の捕獲の様子。池内に入り、水底から生物が生息している葉や泥などをとっている。

1地点目の調査地での生物捕獲の様子。捕獲網内の生物をバットにあげ、観察を行っている。


1地点目の調査地での生物捕獲後の分類と同定の様子。資料を見ながら水生生物の同定と記録を行っている。

2地点目の生物採集の様子。

2地点目の採集の様子。水底にたまっている泥や葉などを取っている様子(右側)と生物を捕獲網内に足で追い込んで採集する様子(奥)。写真の右側がマンション群になっている。


3地点目の生物採集の様子。バット内に葉の塊を上げ、生物を探している様子。

3地点目の生物採集の様子。バット内に葉の塊を上げ、生物を探している様子。

3地点目の生物採集の様子。バット内に葉の塊を上げ、生物を探したり、資料をもとにして生物の同定をしている様子。



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■別年度のレポート
2022年度 ニュータウン発 CSDGs~Chigasaki Sustainable Development Goals~ 実施レポート

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