NO団体名主な企画内容
11 Telacoya旅する小学校(神奈川県) 「海から学ぶ 日本という島のこと 暮らしのこと 経済のこと 世界のこと」
「漁師さんに学ぶ」ことと並行して、実際に「海に出て学ぶ」活動を行う。シーカヤックで毎週海に出て、目で見て、耳で聞いて、身体で体験して、心で感じてこそ、子どもたちの自然体験が「学び」として確かなものになることを実践する企画。

速報レポート9 地元の漁師さんに学ぶ!「さかなの日」

活動日: 2023年 6月 7日(水)
活動場所: Telacoya旅する小学校
参加人数: 小中学生 12 人 / 大人  人 / 指導者 5 人 / 合計 17 人
活動内容

今年度最初の「さかなの日」!
旅小では、月に一度「さかなの日」として、葉山の女漁師 晶さんが来てくださっています!

さかなの日では、魚を捌いていただくことを通して、魚を捌くスキルだけではなく、魚に合った美味しい調理法やどうやって漁をしているのか、漁師さんから見た海のことについての学ぶ時間です。

今年度最初ということで、包丁を使わないで手捌きができるカタクチイワシやヒイラギなどの小さな魚を持ってきてくださりました。もちろん葉山でとれたお魚です!



今回の小さな魚は定置網で引っかかった「未利用魚(みりようぎょ)」と呼ばれる魚です。
価値が低いことから捨ててしまったり、他の漁の餌として使われることが多いそうです。

晶さんはそんな未利用魚を何か良い方法で無駄にならず色々な人が食べられるように、子どもたちと試してみたいということで今回未利用魚を持ってきてくれました。

魚は生きているうちにベタベタと触りすぎてしまうと魚が弱って鮮度が落ちてしまうと教わった子どもたち。手際よく捌いていくことがポイントです。





背骨に沿わせて指でピーっとお腹を開いていき、内臓を取ります。
最初はうまく開けず、身がボロボロになってしまうこともありましたが、数を重ねるにつれて無駄がなく捌けるようになった子どもたち。
子どもたちの上達と捌くスピードに晶さんもびっくり!

60匹くらいの魚があっという間に捌き終わりました!

捌いて内臓をとった後は、血合いをよくよく水で洗います。
ここで丁寧に血合いを落とすことができると、苦みがなくなるそうです!

そして、ここからは一緒に来てくださっている葉山のイタリアンシェフのなみさんが調理を一緒にしてくださります!
今回の未利用魚メニューは、唐揚げと南蛮漬け!



子どもたちの調理に加わり、味見をしながら作っていき、ついに完成!




唐揚げも南蛮漬けもとっても美味しく出来ました。「南蛮漬け苦手かも・・・」と言っていた子もおかわりをいっぱいいていました!

そして「なんでこんなに美味しいのに捨てられちゃうんだろ」という声がとても多く出ました。

未利用魚を未利用にしないためにも子どもたちと活用法を探していきたいと思います!



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