速報レポート11 300匹の稚魚を育て河川に放流、一部は調理しいただいた。活動日: 4月8日(土)~9月17日(日)
活動内容
活動場所:富山県南砺市利賀村坂上南砺利賀みらい留学センター及びその周辺 参加人数: 小中学生 40人/ 大人0人 / 指導者 8人 合計 48人 富山県南砺市利賀村は富山県南西部岐阜県境の山村で半世紀程前までは12月から3月は深い雪に閉ざされ、外部との交流が困難であった。そのため、冬でも豊かに湧き出る水を活用し、どこのお宅でも庭先に池を作りイワナ等の魚を飼って貴重なたんぱく源としていた。今では道路が整備され除雪体制がしっかりとしているためいつでも買い物にいけるようになったので魚を飼うお宅は少なくなっている。子どもたちは昨年6月に地元漁協関係者の協力により300匹のニジマスの稚魚をいただき、昔、魚を養殖していたお宅の生け簀をお借りして魚を飼い始めた。毎朝登板の子が餌をあげ一年後には20センチ前後に成長、すくい上げて刺身や塩焼き、から揚げ、ムニエル等して時々食卓に並べた。また、成長したニジマスを利賀川に放流し一部は民家横の池に移した。6月~8月にかけてセンター横を流れる川でイワナやニジマスを釣り上げる活動を4回行った。大人が全て準備するのではなく、釣り道具準備や仕掛けづくり、一般の釣り客に迷惑にならぬよう看板の設置、道具を片づけ等子どもたちで行うようにした。釣り上げた魚もなるべく自分たちで調理するようにした。 成長したニジマスを生け簀からすくい食卓に 小さな出刃包丁の使い方を教わり料理する ニジマスを刺身、から揚げ、ムニエルなどに 民家横の池を深くして新しい飼育池をつくる ブロックを積んで深くした池に魚を移す 成長したニジマス200匹を利賀川に放流する 一般の釣り人むけの「協力願い」の看板を設置する 6月の魚釣り体験活動「やった嬉しい、大物だ」 川底の石にはさまった釣り針を胴長はいて外す 速報レポート1 野外自炊ディキャンプ 速報レポート2 春祭り、準備から片づけまで参加 速報レポート3 ふるさとの森の探検と山菜採り 速報レポート4 野営自炊キャンプ(春から夏の森の中) 速報レポート5 人力による無農薬米作り(4月~7月) 速報レポート6 無農薬有機肥料の野菜作り(4月~7月) 速報レポート7 山村に古くから伝わる食文化を学びいただく(5月~7月) 速報レポート8 富山の秘境、五箇山の源流にふれ遊ぶ(7月) 速報レポート9 標高800mの里山から徐々にレベルアップ、2072mの白山に挑む 速報レポート10 標高1650mの金綱堂山直下から湧き出る源流に挑む 速報レポート11 300匹の稚魚を育て河川に放流、一部は調理しいただいた。 速報レポート12 無農薬有機肥料の野菜作り(8月~10月) 速報レポート13 人力による無農薬米づくり(8月~10月) 速報レポート14 烏骨鶏を飼育、残飯を食べ卵を産み糞は肥料に ■別年度のレポート 2022年度 源流の山里の暮らしから森と水と人の繋がりを学ぶ 実施レポート 2018年度 "田舎のおじいちゃん、おばあちゃんから「人と自然」「自然と食」を学ぼう" 実施レポート プログラム検索に戻る |