NO団体名主な企画内容
15 山村留学人づくりの里運営協議会(富山県) 「生きる力を育む原体験プロジェクト」
富山の秘境の山村で、山村留学生と地元の子どもが「自然体験」「農林業体験」「暮らし体験」を、春から秋にかけて初級から上級プログラムへと段階的にレベルアップをはかりながら取り組む。子どもたちの生きる力を育むことを目的とした企画。

速報レポート12 無農薬有機肥料の野菜作り(8月~10月)

活動日: 8月21日(月)~10月8日(日) 
活動場所:富山県南砺市利賀村坂上地区
参加人数: 小中学生 12人/ 大人0人 / 指導者 5人 合計 17人
活動内容

夏野菜が毎日の食卓に並ぶようになってから半月が過ぎたころ親元を離れ地元の学校に通っていた子どもたちが夏休みの帰省でわが家に帰ったが、夏休み短期間のキャンプの参加者がセンターにやって来て8月上旬まで山村留学生が育てた野菜を毎日収穫しいただいた。それから二週間後にわが家から利賀村に戻った子どもたちは、畑の雑草とりと雑草の間に埋もれかけていた夏野菜の収穫に追われた。オクラ、ナス、ピーマン、ジャガイモ等食べきれないほどである。トマトやエダマメ、トウモロコシは日照り続きの影響で実りが少なかった。9月になり猪が畑に侵入し、10月に掘る予定だったサツマイモが全滅した。今年は例年以上に獣の被害が大きいという。県道沿い車両が近くを行きかう場所に面した畑なくこれまで被害がなかったので油断していた。9月中旬には夏野菜の一部片づけて耕し、秋から冬にかけての野菜の種まきをした。9月下旬は夏野菜が終わったため杭や支柱、マルチをみんなで片づけた。何事にも準備から片づけが大切であることを体験してもらうため週末等の朝や夕方の時間を活用しお手伝いをするようにした。10月には秋から冬にかけての野菜の間引きと草引きをした。11月以降は、ダイコン、ハクサイ、アカカブを収穫し冬の保存食づくりを行う予定である。


夏休みの間に伸びた雑草とたたかう

オクラ大好き

毎日の食卓には自分たちで育てた野菜が


トマトは日照りで枯れ始めた

猪にやられたサツマイモ畑を耕やし秋野菜を

ハクサイ、ダイコン、アカカブの種まき


トマトやピーマンの支柱を抜き、マルチも片づける

使った資材はまとめて倉庫に収納

ダイコンやアカカブの間引き作業



速報レポート1 野外自炊ディキャンプ
速報レポート2 春祭り、準備から片づけまで参加
速報レポート3 ふるさとの森の探検と山菜採り
速報レポート4 野営自炊キャンプ(春から夏の森の中)
速報レポート5 人力による無農薬米作り(4月~7月)
速報レポート6 無農薬有機肥料の野菜作り(4月~7月)
速報レポート7 山村に古くから伝わる食文化を学びいただく(5月~7月)
速報レポート8 富山の秘境、五箇山の源流にふれ遊ぶ(7月)
速報レポート9 標高800mの里山から徐々にレベルアップ、2072mの白山に挑む
速報レポート10 標高1650mの金綱堂山直下から湧き出る源流に挑む
速報レポート11 300匹の稚魚を育て河川に放流、一部は調理しいただいた。
速報レポート12 無農薬有機肥料の野菜作り(8月~10月)
速報レポート13 人力による無農薬米づくり(8月~10月)
速報レポート14 烏骨鶏を飼育、残飯を食べ卵を産み糞は肥料に

■別年度のレポート
2022年度 源流の山里の暮らしから森と水と人の繋がりを学ぶ 実施レポート
2018年度 "田舎のおじいちゃん、おばあちゃんから「人と自然」「自然と食」を学ぼう" 実施レポート

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