NO団体名主な企画内容
15 山村留学人づくりの里運営協議会(富山県) 「生きる力を育む原体験プロジェクト」
富山の秘境の山村で、山村留学生と地元の子どもが「自然体験」「農林業体験」「暮らし体験」を、春から秋にかけて初級から上級プログラムへと段階的にレベルアップをはかりながら取り組む。子どもたちの生きる力を育むことを目的とした企画。

速報レポート13 人力による無農薬米づくり(8月~10月)

活動日: 9月24日(月)~10月14日(土) 
活動場所:富山県南砺市利賀村坂上地区
参加人数: 小中学生 23人/ 大人0人 / 指導者 9人 合計 32人
活動内容

無農薬栽培の米作りで大切なことは「雑層が大きくならないうちにこまめに取ってしまうことだ」と農家さんからアドバイスをいただき、田植えから3回田んぼに入り草取りをした。8月になってヒエが目立つようになってきたが、稲の開花時期が近いことから田んぼに入ることができずに9月下旬を迎えた。田んぼが二枚あり二回に分けて稲刈りをする予定であったが、学校行事や村の行事と重なり半日ずつ3回に分けて刈り取った。ヒエが多く刈り取ったあとひえ抜き作業があり作業効率が悪く日没近くまでみんなで頑張った。稲を刈り取ったあと縛る作業が難しく中学2,3年生が前夜から練習をして取り組んだ。天日干しにした稲は二週間後に脱穀する予定だったが雨天が続き乾燥状態が悪く延期して10月中旬になった。稲藁から稲穂を外す脱穀作業は50年以上前に農村で使用していた足踏み脱穀機3台並べて作業にあたった。「ふるい」や「唐箕」を使い手作業で一粒一粒を大切にした。脱穀した籾は皮をむいて玄米にしてさらに精米機で白米にしてようやくいただくことができるのだが、11月には新米を食べることができると思う。


刈る、ヒエを取る、縛る、干す、の分業体制で頑張る

苦労して育てた稲が実りとてもうれしい

前夜稲の縛り方の特訓、成果はばっちり


稲刈りには南砺市街の子どもも大勢参加

刈り取った稲を天日で干すため運ぶ

今日で今年3回目の稲刈り、ばっちりだよ


脱穀のため天日干しの稲を一輪車で運ぶ

天日で干した稲を一輪車で運ぶ

足踏み脱穀機で籾を稲から外す


一粒一粒大切に、ふるいにかける



速報レポート1 野外自炊ディキャンプ
速報レポート2 春祭り、準備から片づけまで参加
速報レポート3 ふるさとの森の探検と山菜採り
速報レポート4 野営自炊キャンプ(春から夏の森の中)
速報レポート5 人力による無農薬米作り(4月~7月)
速報レポート6 無農薬有機肥料の野菜作り(4月~7月)
速報レポート7 山村に古くから伝わる食文化を学びいただく(5月~7月)
速報レポート8 富山の秘境、五箇山の源流にふれ遊ぶ(7月)
速報レポート9 標高800mの里山から徐々にレベルアップ、2072mの白山に挑む
速報レポート10 標高1650mの金綱堂山直下から湧き出る源流に挑む
速報レポート11 300匹の稚魚を育て河川に放流、一部は調理しいただいた。
速報レポート12 無農薬有機肥料の野菜作り(8月~10月)
速報レポート13 人力による無農薬米づくり(8月~10月)
速報レポート14 烏骨鶏を飼育、残飯を食べ卵を産み糞は肥料に

■別年度のレポート
2022年度 源流の山里の暮らしから森と水と人の繋がりを学ぶ 実施レポート
2018年度 "田舎のおじいちゃん、おばあちゃんから「人と自然」「自然と食」を学ぼう" 実施レポート

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