活動レポート16　「夢の実現」

　自分たちで焼いた竹炭を使ったバーベキュー

１年生の頃に「炭焼きをやってみる！」と決め、活動を始めてから２年半。「最後に自分たちで焼いた炭でバーベキューとかできるといいね」なんて言ってはみたものの、「本当にそんなことが自分たちにできるのか？」と半信半疑でした。でも、やれば出来るものですね！！少しずつでも未知のものにチャレンジし続けることで、なんとなくでも思い描いていたものが現実になる。生徒たちは身をもって体験できたと思います。さらにうれしいのが、多くの方に支えられながら、自分たちの夢が現実になっていくことの素晴らしさをクラス３０人全員で味わうことができたということ。こんなに幸せなことはありません。
今回の野外炊飯（バーベキュー）は、「今までの生徒たちの活動の成果を保護者も一緒に味わう」ということで、親子レクの形をとりました。場所の確保、食材やコンロの準備など、学級PTA会長さんをはじめ、多くの保護者の方にご協力をいただき、行うことができました。お陰でとても楽しい会になりました。本当に感謝です。
さて、当日はあいにくの天気。しかし集合時間前には雨はあがり、外でも出来る状況でした。が、その後降ることも予想されたので、屋根のある場所で煙にまかれながら行いました。参加者を５つのグループに分け（グループも、保護者と生徒の数が均等になるように、事前に学級PTA会長さんが考えて分けてくれました）、早速準備に取りかかりました。

何件かのお家からバーベキューコンロを持ってきてもらい、それぞれ組立に入ります。

組み立てたコンロの中にこの間焼いた竹炭を敷き詰めます。そこへ火をつけうちわで扇ぎ、熾き（おき）を作ります。屋根のある場所でやっているのですごい煙です。一瞬火事のようですが、この後ちゃんと熾きができました。竹の炭でも大丈夫なのか、どのくらいの量が必要なのか不安でしたが、十分な量と火力でした。

熾きができたら、いよいよお待ちかねの焼き肉です。最初は生徒たちも頑張って焼いていたのですが、だんだん食べるのに夢中になり、最後はやっぱり親が焼くことに・・・。炭火の効果で見るからにおいしそう。

お腹いっぱい肉と野菜を食べた後は焼きそばでシメ。準備した食材はすべてきれいにお腹の中に収まりました。そしてこんな物を持参する生徒も。長野県の珍味「蜂の子」です。

一通り食べ終わったところで、全員で集合写真を撮りました。全員が集まった瞬間からぽつぽつと雨が落ち始めました。私たちのバーベキューの間は雨も我慢をしてくれていたようです。片付けもみんなで協力してあっという間にきれいになりました。最後の保護者の方に挨拶をしてバーベキュー会も終了となりました。

今後、卒業までの活動では、窯の中に残っている竹を焼く、残った炭の使い道の検討（炭パンケーキ作り？焼き芋？）、１年生のころに「炭窯修復のため」といって販売した炭の売上金残金の使い方の検討（車いすなどを買って寄付？）、炭焼き活動の冊子作りなどです。これから話し合って決めていきます。

以前から計画をしていた炭火焼き肉、実現しました！始めたとき、すぐに火がつかずみんなでうちわであおって炭に火をつけ、３０分後に肉を焼きました。自分たちで作った炭で焼いて食べて、家で食べるのとは全然違いとってもおいしかったです。炭で焼いたからおいしかったのもあるけど、今まで苦労してきたからおいしく感じたのかな？と思います。３年の最後にみんなで作った炭を使って、全員そろって食べることができたのでよかったです。

総合の時間に作った炭を使って焼き肉をしました。１年生の頃から自分たちの作った炭で焼き肉をするって言ってきて、それを本当にやることが出来てよかったです。屋根のあるところでやって、最初はあまり火がつかなかったけど、うちわで扇いで思ったよりも早く火がつきました。自分たちの作った炭で食べる焼き肉はとてもおいしかったし、みんなで食べれてとても楽しくいい思い出になりました。

今日、炭焼きで一番のイベント、バーベキューがありました。せっかくのバーベキューだったのに雨が降ってしまい残念でした。でもみんな元気にバーベキューをしていたので問題なかったです。食べ出したらみんな止まらなくなってしまって、後は親にお肉を焼いてもらう形になってしまいました。でも、みんなたらふく食べれてとてもよかったです。炭で焼いたお肉はおいしかったです。

焼き肉はみんなで協力してできました。１年生からやっていた炭活動なので、本当に楽しくて、こんな会が出来ることが本当にうれしかったです。本当に、保護者の方、それから先生、本当にありがとうございました。

１年から言ってきたことが本当にこんな風にできるとは思ってなかったので、とてもうれしかったです。親や会長さんに感謝です。もう一回やりたいです。

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