NO団体名主な企画内容
25 飯島町立飯島中学校 3年1組(長野県) 「1組の、1組による、1組のための「燻草(臭)活動」~炭焼き体験を通して~」
総合学習の時間で本格的な炭窯を作りあげ、炭を作り、その炭を使い、野外炊飯などを行う。1年生から継続的に行ってきた炭の活動をさらにレベルアップし、中学3年間の集大成とした自然体験企画。

活動レポート(1) 「壊れた炭窯の解体」

日時  3月
場所  長野県上伊那郡飯島町  アグリネーチャーいいじま
参加者 飯島中学校3年1組30名 担任1名 副担任1名
活動内容

(支援決定以前の活動のため学級通信より抜粋)

~雨の中、雪の中の作業~ 
 久しぶりの総合学習の時間。あいにくの雨でしたが、アグリネーチャーの窯の準備に頑張って行ってきました。(最近、雨の確率が高い・・・)アグリネーチャーにはまだ雪も残っていて、予想以上に足場が悪かったです。(赤土で靴下を赤く汚してしまい、お家の方はお洗濯が大変だったろうなぁと申し訳なく思います。)壊れた窯を解体し赤土をかき出す部隊と、馬小屋から鉄の枠(炭窯内部にかぶせる物)を運ぶ部隊にわかれ作業をしました。
 鉄枠運びでまず最初にぶつかった壁は、なんと「馬」でした。馬が外に放されており、私たちが鉄枠の所に移動すると一緒についてきてしまうのです。そこで、馬をおびき寄せるチームと、その間に鉄枠を運び出すチームに分かれました。馬の注意がそれている間に大急ぎで運ぼうと思ったのですが、大笑いと予想以上の重い鉄枠のおかげで、かなり苦労しました。

 窯を解体する方では、土の中で眠っていたトカゲ?(カナヘビ?)が出てきたり、様々なものが出土(!?)しました。フタになる部分を取り除いてみると、窯の内部はかなり広いこともわかりました。そして、窯の土台となっているレンガの部分は、まだかなりしっかりと残っており、一部修復をしてそれ以外はそのまま利用することにしました。




壊れている炭窯

解体後の窯の内部生徒3人がしゃがめる程

土を外に出す友達に、傘をさしかける仲間

 そして、びしょ濡れになって帰ってきた生徒たちは、教室へ戻ってくると一目散にストーブにかけより、ずぶ濡れの運動着と「真っ赤」な靴下をかわかしていました。雨の中、土を運ぶ人、傘をさす人、交替交代で作業する姿が「1組らしいな~」と感じられる時間でした。

生徒の生活記録より

 今日、アグリネーチャーへ行きました。着いてから、2つのグループに分かれて作業をしました。僕は前の窯を壊して土を出す係でした。その中で最もよく働いてくれたのは○○君です。とても手際よくスコップで土を掘り出していました。すごくビックリしたし、助かりました。女子も積極的に「次やらせて」と言ってきて、交替して働いていました。もう一つのグループも雨に濡れながらも働いていました。作業している人に傘をさすなど、協力が見られて良かったです。



活動レポート(1) 「壊れた炭窯の解体」
活動レポート(2) 「竹取物語」
活動レポート(3) 「始動!本格炭窯作り」
活動レポート(4) 「すみにおけない炭新聞」
活動レポート(5) 「炭窯仕上げ」と「窯詰め第一弾」
活動レポート(6) 「窯詰め後半」
活動レポート7 「炭焼き合宿」
活動レポート8 「窯出し」
活動レポート9 「話し合い、商品作り」
活動レポート10 「商品作り、本格始動」
活動レポート11 「文化祭での炭の発表・展示・販売」
活動レポート12 「栄中学校への募金」
活動レポート13 「2度目の火入れ」
活動レポート14 「2度目の窯出し」
活動レポート15 「栄中からのお礼状」
活動レポート16 「夢の実現」

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