NO団体名主な企画内容
36 尼崎市立南武庫之荘中学校(動植物介在教育研究会)(兵庫県) 「尼崎の海と大地をつなぎ命の環境を学ぶ自然体験(尼崎の海への恩返し)」
尼崎の海でワカメを栽培し、ワカメや付着している貝類で堆肥を作り、堆肥で菜の花を栽培。菜種を搾油し、菜種油で調理し、調理で利用した油をバイオディーゼル燃料に精製して車の燃料にする。かたちは変わっても命はつながり続ける「命の循環」を、生徒たちに体感させる環境教育。

速報レポート6

日時   8月23日(日)13:00~16:00
参加者  13人(尼崎市立南武庫之荘中学校 尼崎市立成良中学校 尼崎市立園田東中学校)
活動場所 尼崎北堀運河
活動内容 ①循環花壇づくりとひまわりの種まき
     ②人工干潟の生物観察

①尼崎北堀運河水質浄化施設の周辺の荒れ地を耕して花壇を作りました。そこに運河で繁殖する藻類や貝類が死んでヘドロになる前に取り上げて作った堆肥や、人間の食べ残した食料を生ゴミ処理機で分解して作った堆肥をまいてひまわりを育てます。 開花予定は10月中旬です。
ヒマワリの種は「福島ひまわり里親プロジェクト」のものです。
「福島ひまわり里親プロジェクト」は2011年に発生した東日本大震災後、福島県復興のシンボルとして「ひまわりを植えよう」と始まった活動です。私たちの活動に協力してくださっている尼崎市緑化公園協会がこのプロジェクトに参加していることから種を譲り受ける事ができました。これから福島のことを思いながら心を込めて育てます。ひまわりが咲いて種が取れたら福島におくることになっています。この活動は尼崎運河の命の循環と被災地福島をつなぐ尊い活動です。


石拾いの様子

食べ残しの食料から作った堆肥

肥料をまいている様子


貝殻を粉砕して作った肥料

種まきの様子

②前回の活動で水質浄化施設の人工干潟の潮だまりをスコップで掘って大きくしたことで生き物が増えているか観察することにしました。魚の稚魚がたくさん確認できました。潮だまりの底には藻類が繁殖して酸素をたくさん出していました。
海藻を食べるウミニナという貝もいました。不思議なことにメダカも泳いでいました。このメダカは数日前に大雨が降って、近くの川の水がたくさん流れ込んだ時に一緒に流されて、この潮だまりにたどり着いたのではないかと考えました。
普段は塩分が多い運河の水が、大雨の影響で淡水のメダカが生きることができるほどに塩分の濃度が薄められていることもわかりました。


人工干潟の潮だまりを観察している様子

潮だまりの底に繁殖する藻を食べるウミニナ



速報レポート1
速報レポート2
速報レポート3
速報レポート4 ヒマワリの水やりと手入れ
速報レポート5
速報レポート6
速報レポート7
速報レポート8
速報レポート9
速報レポート10
速報レポート11
速報レポート12
速報レポート13 ヒマワリの種の収穫
速報レポート14 活動発表とポスター展示 活動交流会 
速報レポート15

プログラム検索に戻る