NO団体名主な企画内容
36 尼崎市立南武庫之荘中学校(動植物介在教育研究会)(兵庫県) 「尼崎の海と大地をつなぎ命の環境を学ぶ自然体験(尼崎の海への恩返し)」
尼崎の海でワカメを栽培し、ワカメや付着している貝類で堆肥を作り、堆肥で菜の花を栽培。菜種を搾油し、菜種油で調理し、調理で利用した油をバイオディーゼル燃料に精製して車の燃料にする。かたちは変わっても命はつながり続ける「命の循環」を、生徒たちに体感させる環境教育。

速報レポート15

実施日:10月18日(日)9:00~16:30
参加者:15人(尼崎市立南武庫之荘中学校 尼崎市立成良中学校 尼崎市立園田東中学校)
活動場所:のびのび公園 尼崎市東海岸町41番地
     尼崎北堀運河 尼崎市北堀運河
活動内容

①菜の花の苗床づくり
②尼崎北堀運河筏づくり
③菜種の搾油
④北堀運河循環花壇のヒマワリの観察と追肥

①来年の春にのびのび公園の丘を今年の春と同じく菜の花でいっぱいにすることを目的に苗床を作りました。雑草を抜いてから耕耘機で耕し、食料残渣と尼崎の海の貝で作った肥料をまいて、畝を作り種をまきました。水をたっぷりあげて乾燥を防ぐために不織布を被せました。みんなが協力したおかげで午前中に全て作業を終えることができました。今日の発見は、苗床を耕しているときに土の中から蛙が跳びだしてきました。目がとてもかわいいと生徒たちの人気者になっていました。












②午後からは尼崎運河に移動して運河の水面に浮かべる筏を作りました。筏にはプランターを取り付けて運河の水に含まれるチッソやリンといった栄養を吸収させて空心菜という野菜を育てます。運河の水を汚す原因になる栄養を吸収させることで水質浄化にも繋がります。
 この筏は徳島大学の学生の皆さんと一緒に作って運河に浮かべました。



③今年の春に収穫した菜種(全部で8㎏)を搾油機にかけて油を絞りました。今日搾った種のの重さは2㎏でした。約200ccの油を絞ることができました。残りの菜種も学校で搾油する事になり、絞った油を使って11月に調理会をします。調理に使った後は、バイオディーゼル燃料に精製します。
 搾油で出た油カスは、運河の循環花壇に巻いてヒマワリの生長に役立てることにしました。




④循環花壇にまいた福島のヒマワリプロジェクトのヒマワリは、すくすく育っていました。
 葉っぱにはテントウムシが心地よさそうに休んでいました。開花予定の通り、全てのヒマワリが咲きはじめていました。





今後の予定(10月下旬~11月)

10月31日(土):尼崎運河フェスティバルに参加し、活動発表を行います。
11月 1日(日):尼崎北堀運河水質浄化施設の実験水路の藻類回収作業と堆肥化作業
11月 7日(土):尼崎ユネスコフォーラムで活動発表
11月 8日(日):尼崎港「のびのび公園」で馬との菜の花畑づくりと尼イモの収穫、ホースセラピー体験
11月22日(日):「のびのび公園」の菜の花畑の整備と観察



速報レポート1
速報レポート2
速報レポート3
速報レポート4 ヒマワリの水やりと手入れ
速報レポート5
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速報レポート11
速報レポート12
速報レポート13 ヒマワリの種の収穫
速報レポート14 活動発表とポスター展示 活動交流会 
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