NO団体名主な企画内容
37 自然と文化の森協会 猪名川キッズクラブ(兵庫県) 「子どもも、まちの主人公~水辺を丸ごと知り、楽しもう~」
藻川という貴重な自然が残る場所をホームグラウンドにする活動。魚釣りや川遊び、野草採りやヒメボタル観察、バッタ捕りといった自然体験の他、水質調査、外来植物の駆除活動にも取り組み、身近な自然の素晴らしさ、自然保護の心情を学ぶ。

速報レポート16 河原でバッタを捕って、食べてみよう

実施日 2015年10月 4日(日)
    9:40~12:40 実施場所 猪名川の河原
参加者 キッズクラブ 小中学生 17人 幼 児 11人 大人 19人 指導者  6人
    一  般 小中学生 8人 幼 児  3人 大人 11人 参加総数:75人
主な内容

1.河原でバッタ捕り
2.バッタの観察
3.バッタを食べよう

10月4日。26家族69人の参加で、猪名川河川敷でのバッタ捕りをおこないました。大きなトノサマバッタやショウリョウバッタ(メス)、小さなオンブバッタやササキリ、草の中から飛び出していくバッタを、子どもも大人も夢中で追いかけました。
 キッズクラブの子ども達は、回を重ねるごとに手で触ることができる子どもが増えています。







 最後の観察会では、1種類ずつ名前を確認しながら、顔や触角の様子を観察します。キリギリス、クビキリギス、ツユムシ、ササキリなどのキリギリスの仲間、トノサマバッタ、マダラバッタ、イナゴ、ショウリョウバッタなどのバッタの仲間、合わせると10種類を超えるバッタやキリギリスの仲間を観察しました。コオロギやカマキリ、トンボ、チョウチョも捕まえました。




 捕れたバッタは、天ぷら(素揚げ)にしました。現在、世界各地でバッタは食料として食べられています(日本でも長野県のイナゴやハチの子などの昆虫食は有名です)。
「かわいそう」、「こわい」と言いながらも、ほとんどの子ども達は揚げあがったバッタを口に入れていきます。大きなトノサマバッタやショウリョウバッタ(メス)が、「おいしい♪ エビの味がする♪」と、好評でした。







参加した保護者の感想

今日のバッタ捕りは、子どもも親も必死で虫を追いかけて、楽しい一時でした。ありがとうございました。
バッタを口に入れるのは、少し勇気がいりましたが、食べてみると本当に美味しくて、びっくりしました。子どもの方が、最初から抵抗なく、食べることにも興味津々で、口にしたら、「おいしー!!」と何度もお代わりをして、最後にはトレイに残ったバッタを全部頂いていました。 貴重な体験をさせていただき、感謝しています。

振り返り

 一般参加の方もあり、予想を超える参加人数でした。幼児の参加者もバッタを捕まえられるようにと、スタッフは大忙しでした。キッズクラブの子ども達はもう慣れたもので、草の中に入りバッタをさがしていました。手でつかむのも平気になっています。自然体験を重ねてきたことの成果だと思います。
 トノサマバッタやショウリョウバッタ(メス)をたくさん捕まえることができ、天ぷら(素揚げ)にしても食べ応えのある試食会ができました。世界の昆虫食についても説明し、今 昆虫食が注目されていることも説明しました。「バッタを食べるのは、ゲテモノ食いではない」ということを理解してもらえたかと思います。
 安全性の確認のために、来年は保健所などで安全性の検査を受けたいと考えています。



速報レポート1 タマネギ畑の草抜き&堤防でツクシを採ろう
速報レポート2 河原でイタドリを採り、レンゲ畑で楽しもう
速報レポート3 河原で草花摘み&カニ釣りをしよう
速報レポート4 野草を観察し、よもぎ団子を作ろう
速報レポート5 タマネギの収穫と農業用水路の観察
速報レポート6 田能のヒメボタルを観察しよう
速報レポート7 エコあまフェスタに参加し、藻川の生き物を展示
速報レポート8 藻川で魚捕り&アユの稚魚放流に参加
速報レポート9 さつま芋の苗の植え付け&農業用水路の観察
速報レポート10 藻川に入って魚捕り&川遊び
速報レポート11 農業用水路でドジョウやザリガニをさがそう
速報レポート12 藻川に入って魚捕り&川遊び&魚を食べよう
速報レポート13 河畔林を散策し、水路でザリガニを釣ろう
速報レポート14 猪名川・藻川水辺まつりに参加
速報レポート15 レンゲの種まき&農業用水路の観察
速報レポート16 河原でバッタを捕って、食べてみよう
速報レポート17 サツマイモの収穫&畑の野菜や生き物の観察

■別年度のレポート
2020年度 尼崎の宝物。田能のヒメボタル~ヒメボタルが乱舞する風景を取り戻そう~ 実施レポート

プログラム検索に戻る