速報レポート5 「心で感じる、サトウキビの葉っぱの音楽」日時 8月30日(火)15:15~16:00
今回の活動の目的
場所 サトウキビ畑 参加人数 小学生(1年生 13人 学校職員1人 )
・音をさがし、音を表現する。 音楽の時間に、1年生全員でサトウキビ畑に行った。大きくなったサトウキビと背比べをするなど、楽しむ中で音楽に関わる取組を行った。サトウキビの背は高く、まだ身長が低い子どもたちの背丈をはるかに超していた。ほとんどの1年生は、先日の除草作業に参加をしていたが、そのときには除草に一生懸命で、落ち着いてじっくり観察する余裕はなかった。この時間に集中してサトウキビの観察をすることができた。 そこの5人は、体の後ろから何が聞こえてくるかな? しっかり耳を傾ければ、聞こえてくるよ。 グループで分かれて音を探しに行ったり、みんなで一緒に地面に腰を下ろし、静かにして、サトウキビの方向から聞こえてくる音に耳を澄ましたりした。台風10号の影響もあってか、時折すこし強めの風が吹いていて、風に揺れるサトウキビの葉が擦れる音を聞くことができた。サトウキビの葉擦れの音に混じって、秋の虫たちの鳴く声も聞こえた。サトウキビの葉擦れの音について「どうだった?」と聞くと、一人の児童が「神主さんが振る、あの音みたい」と、大幣(おおぬさ)の音を思い出して例えて言った。また、別の児童が、「雨が降っている音みたい。」と言った。なるほど、子どもたちにはそう聞こえるのだなと感心した。それぞれが受けとめた音は13人13様であることを改めて考えることができた。 サトウキビ畑の中で、サトウキビの葉擦れの音が表現する自然の音楽を子どもたちなりに感じ取ってくれたと思う。普段は聞き落としてしまうような風や葉っぱが奏でる音を聞き取ろうという意志をもって、畑の中でがんばってくれたことが大きな成果である。前述したが、サトウキビの葉っぱは茅のように鋭い感じがある。触ってみなければ、手を切ってしまいそうにも思う。実際は、茅のように手を切るような堅さと鋭さはないのですが、イメージはまさにそうである。今回は耳で感じ、目で感じ、畑の中に全身を置いて、体全体で感じ取ろうとする感覚も高めることができたと考える。 速報レポート1 「晴天の中、サトウキビ畑の草取り実施」 速報レポート2 「豪雨の予報だったが、サトウキビ畑の草取り決行!」 速報レポート3 「今のサトウキビ、どうなってるのかな?」 速報レポート4 「朝6時集合!子ども・保護者、全員で除草に取り組みました。」 速報レポート5 「心で感じる、サトウキビの葉っぱの音楽」 速報レポート6 「サトウキビ畑の中で五感を磨く詩作活動」 速報レポート7 「通学合宿で、黒砂糖風味のデザートを作りました!」 速報レポート8 「サトウキビの葉っぱで遊ぼう」 速報レポート9 「地域の大先輩から学ぶ伝統のすばらしさ」 速報レポート10 「名人から青海の黒砂糖作りの歴史を学ぼう!」 速報レポート11 「生き物となかよし(虫をさがそう~虫とさよなら)」 速報レポート12 サトウキビ畑で色のアーティスト 速報レポート13 「郡浦神社の祭りでサトウキビの御輿(みこし)をかつぎました!」 速報レポート14 「黒砂糖でおかしを作ろう」 速報レポート15 「黒砂糖作りに向けて、黒砂糖製造所で学びました!」 プログラム検索に戻る |