速報レポート４　「『鞍谷の７ふしぎ』探究完了記念収穫祭」に向けて　〜田植え〜

　収穫祭では、竹を使ってご飯を炊く予定をしています。そのお米を自分たちの手で育てようと、この日は田植えを行いました。苗は福井県自慢のコシヒカリ。田に囲まれた里で暮らす子供たちも、ほとんどの子が田植えは初体験でした。

はじめに田植え定規を使って、苗を植える所の目印を田んぼに刻んでいきました。

説明をお聞きして、苗の束をもらい、いよいよ田植え開始！

地域のお年寄りに教えていただくうちに、いつの間にか夢中になっていました。

　約１時間、「苗くださ〜い！」の明るい声が絶えず青空に響きわたり、苗を片手に腰をかがめる子供たちの顔から、笑みが離れていきません。「えっ、もう植える場所ないの？」・「６年生になっても絶対したいなあ！」・「苗箱、洗いたいです！」・「田植えって、こんな面白いとは思わなかった！」−。　５年生は本当にすばらしい経験ができたようです。「今年の子は、すじがいいなあ」とのお褒めの言葉もいただきました。
　中には田の中で転んで、お尻をずぶぬれにしている子や泥だらけにしている子もいました。ほっぺたに太い泥の線が入っている子も。それでもみんなニコニコです。自然は子供たちにとっていちばんの遊び相手であることを再確認することができた、たいへんよい１日でした。　

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