NO団体名主な企画内容
30 京都市立大淀中学校 家庭科部(京都府) 「極める!!京の食文化「京の茶漬け」~米・茶・漬物・茶碗・箸 すべてを追及~」
地域の農家や茶畑で米作り・茶摘み体験、校内の畑で京野菜や綿花の栽培をする。京野菜を伝統技法で漬物にし、茶碗や箸も手作りする。京の食文化の学習や和菓子体験も学校内外で行い「京の茶漬け」を極める企画。

速報レポート16 「赤じそ染めにチャレンジ」~染めた後の色の変化にびっくり!~

日時   10月 9日(金) 16:10~17:20
場所   大淀中学校 調理室
参加人数 1年生1名 3年生1名 教職員2名
内  容

 ・昨年度自分たちが紡いだ糸も使い、手作り段ボール織り機で織った布(コースター)を、家庭科部の菜園で育てた赤じそを使って、赤じそ染めにチャレンジした。家庭科部で作ったしば漬けのつけ汁・鉄やすずの媒染液等を使って、染まる色の違いを楽しんだ。

発  見

 ・赤じその花を初めて見た。小さい花でピンク色をしていた。
 ・赤じその香りを楽しみながら、収獲できた。
 ・赤じそをゆでると、赤い赤じその葉が緑色に変色したことに驚いた。
 ・赤じそのゆで汁に入れる媒染液の違いで染め上がりの色の違いがあり、わくわくしながら取り組めた。
 ・しば漬けのつけ汁を加えて染めた布の色の変化(時間経過による変化)に驚き、きれいなピンク色に染まり、とてもうれしくなった。
 ・植物には、色々な色があることを改めて考えることができた。また、違う植物でどのような色に染まるのかをチャレンジしたくなった。
 ・色のある世界は人の気分を高揚させ、特に、植物由来の色は、人の心を穏やか する効果があると感じた。
 ・赤じそは、梅干し・しば漬け・染物など、様々なものに活用されることに驚いた。


花が咲いた赤じそを収穫している様子

収穫した赤じそ

赤じその色の変化を観察する様子


緑色に変化した赤じそ

手織りの綿のコースター(染める前の状態)

綿のコースターを染める様子


しば漬けの汁を加え染めた直後の状態

しば漬けの汁を加え染めた状態(10分後)

鉄の媒染液を加え染めた状態


すずの媒染液を加え染めた状態

しば漬け・鉄・すずを加え染めた状態



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