NO団体名主な企画内容
30 京都市立大淀中学校 家庭科部(京都府) 「極める!!京の食文化「京の茶漬け」~米・茶・漬物・茶碗・箸 すべてを追及~」
地域の農家や茶畑で米作り・茶摘み体験、校内の畑で京野菜や綿花の栽培をする。京野菜を伝統技法で漬物にし、茶碗や箸も手作りする。京の食文化の学習や和菓子体験も学校内外で行い「京の茶漬け」を極める企画。

速報レポート18 「大淀中家庭科部の茶漬けを食す」~米・茶・漬物・茶碗・箸・コースターを融合し「大淀中学校家庭科部の京茶漬け」完成に感動!~

日時   10月 15日(木) 15:30~16:30
場所   大淀中学校 調理室
参加人数 1年生1名 2年生1名 3年生2名 教職員2名 
内  容

 ・今年度のテーマである極める!!京の食文化「京の茶漬け」の京茶漬けを食べるために必要な米・茶・漬物(梅干し・しば漬け)・茶碗・箸・綿花のコースターについて、様々な見学・体験(栽培・調理・製作など)を行ってきた。そのすべてを使って、「大淀中学校家庭科部独自の京茶漬け」を食べることができた。

発  見

 ・「ぶぶ漬けでもどうどす?」と京都ではよく聞かれる言葉。「ぶぶ漬け」の「ぶぶ」は「お茶」のこと。つまり「ぶぶ漬け」は「お茶漬け」のこと。「ぶぶ漬けでもどうどす?」は、誤解が誤解を生んで、いつの間にか、京都人のいけずなところや言葉とは裏腹の二面性を言い表す代名詞のようになっているが、本当はこの言葉には京都人独特の奥ゆかしさが隠されているそうだ。
 ・今年度のテーマである極める!!京の食文化「京の茶漬け」の京茶漬けを食べるために必要な米・茶・漬物(梅干し・しば漬け)・茶碗・箸・綿花のコースターについて学んできたものすべてを使って「大淀中学校家庭科部独自の京茶漬け」を食べることができ、とても感動し、うれしい気持ちになった。
 ・一煎目のお茶は甘味がありお茶漬けにはあわないことを実感。二煎目のお茶は苦みが出て、お茶の苦みの中に漬物の塩分が溶けだし、漬物だけで食べるより、漬物の塩味が減って良い塩梅になり、美味しく食べることができた。
 ・しば漬けは漬けてから、数か月にもなるのに、きゅうり・ナスのシャキッとした歯ごたえが残り、塩の威力に驚いた。
 ・京都盆地は、冬に寒く、海からも遠いため、漬物は野菜の保存食として古くから食されてきたことを知った。季節に合った食材で作る京都の漬物の奥深さに驚いた。


新米をとぐ様子

手作り梅干し

お茶を淹れる様子


自作の茶碗にご飯をよそう様子

大淀中学校京茶漬けの完成を実感

大淀中学校京茶漬けの完成を実感


ご飯・梅干し・しば漬けをいただきます

お茶を注ぐ様子

「大淀中学校京茶漬けの完成品」



速報レポート1 「漬物(梅干し)作りにチャレンジ」~梅の塩漬け 塩の多さにびっくり~
速報レポート2 「漬物(梅干し)作りにチャレンジ②」~赤じそ漬け 赤じその色の変化にびっくり~
速報レポート3 「しば漬け作りにチャレンジ」
速報レポート4 「梅干しの天日干しにチャレンジ」
速報レポート5 「ぬか漬けにチャレンジ」
速報レポート6 「綿花の栽培」~昨年育てた綿花の種で今年もふわふわ綿に変身~
速報レポート7「自分の茶碗を自分で作る(手びねりで作る)」
速報レポート8「自分の茶碗を自分で作る(茶碗に絵を描く)」
速報レポート9 「綿くり体験」 ~種と繊維(綿)に分離~
速報レポート10 「自分の箸を自分で作る」
速報レポート11 「収穫した綿花から自分で糸を作る」〜「スピンドル」を使って、糸作りにチャレンジ!〜
速報レポート12 「つむいだ糸でコースター作り」〜段ボール織り機でコースター作りにチャレンジ!〜
速報レポート13 「京都府和束町での茶畑散策と茶の学習」〜美味しいお茶の育て方の奥深さに感動!!〜
速報レポート14 「京都府和束町での美味しいお茶の淹れ方体験」〜1煎目のお茶のうま味(アミノ酸)の甘さにびっくり!〜
速報レポート15 「しば漬けの色(真っ赤な色)にびっくり」~漬けた色の変化にびっくり!~
速報レポート16 「赤じそ染めにチャレンジ」~染めた後の色の変化にびっくり!~
速報レポート17 「稲刈りにチャレンジ」~「お米」になるまでの長い作業工程と多くの知恵と工夫にびっくり!!~
速報レポート18 「大淀中家庭科部の茶漬けを食す」~米・茶・漬物・茶碗・箸・コースターを融合し「大淀中学校家庭科部の京茶漬け」完成に感動!~

■別年度のレポート
2023年度 待って!捨てる前に廃棄物・不用品を価値のあるものに~アップサイクルから地球環境保全について考えよう~ 実施レポート
2022年度 徹底追跡!飲み水はどこから?使った水はどこへ?~水循環から考えよう!私たちの暮らしと世界の水問題~ 実施レポート
2019年度 "徹底追跡!!この種はどこにいくのだろう? 〜一粒の種と共に体験し、考える世界〜" 実施レポート

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