速報レポート８　ワクワク度１００％　渚の宝物探し

湘南いきもの楽校の新しい環境学習活動「ビーチコーミング」には親子連れ２７人が参加し、渚の宝物探しに熱中しました。
事前のミニ勉強会に参加された方がほとんどで、講師の深澤博さんの作った図鑑が大活躍しました。
一見何もなさそうに見えますが、目が慣れてくると、発見の連続。用意したビニール袋がすぐに満杯になりました。
採取できた漂着物は貝類など６５種。みんな大切そうに家に持ち帰りました。
次は何が見つかるかな。次回が楽しみなビーチコーミングとなりました。

宝物がいっぱい　一見すると何もないように見えますが、目が慣れてくると発見の連続です。ビニール袋がすぐに満杯になります。貝類３２種、甲殻類８種、魚類５種など、生体も含めおよそ６５種の漂着物を見つけることができました。

ハコフグ　触ると固い。サカナくんの帽子で有名です。

大海原とのつながりを知る　ハシボソミズナギドリのストランディング（漂着）死体を見つけました。オーストラリア東南部に点在する島々で繁殖し、春に北太平洋へ飛来します。飛翔能力が高く、沖合を飛ぶので、普段は見られませんが、５月下旬から６月上旬にかけ、餌を採れずに衰弱死する個体が漂着します。骨格標本を作るのだと頭骨を持ち帰るお父さんもいました。

一番人気「コウイカの甲」コウイカの甲もいっぱい見つかりました。子どもの頃セキセイインコにカルシュウム補給の餌としで与えたことを思い出しました。左の赤いのはウスベニコウイカ。前にある亀はミドリガメ。

宝物が続々　家に帰り、洗って、よく乾かし、種類を調べ、採集日、採集場所を書いて保存します。生き物に詳しくなること請け合いです。

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