速報レポート１０　川ガキ元気　ウナギの棲む川づくり運動

回を重ねるごとに参加者が増えるお魚調べ。
川に入って魚採りをしたことのない子がほとんどで、川に入ること事態がまず楽し。
網でガサガサするとハゼやテナガエビなどが入り、なお楽しなので、人気NO１の催しであります。
本題はウナギの保護活動。石倉カゴの調査が主目的ですが、これがまた楽し。
毎回、何が入っているか、ワクワク、ドキドキで、大人も子供も深みにはまっています。
石倉カゴの石をはずすと太いウナギが目に入ります。
その瞬間、あちこちから、ちびっ子の手が伸びて来ます。「初めて触った」と歓声が湧きます。
この日は国土交通省京浜河川事務所による水質検査のアクティビティも行なわれ、透視度測定やPH検査体験が実施されました。
生きものが棲める水環境であることがわかり、一安心。
お魚調べは年に３回。「もっとやって」とリクエストが来ています。
さて、どうするか。
ところで、石倉カゴの効果は絶大です。絶滅危惧種のウナギやカワアナゴなどがたくさん住み着きます。
神奈川県では当法人により、ここ相模川にだけに設置され、調査が進められています。
河川の護岸の根固めなどに設置してもらおうと関係機関に働きかけています。

■石倉カゴの詳細は（株）フタバコーケンさんへ（http://www.futaba-k.co.jp/pickup/unagi/）

※写真説明

川ガキ元気！ほとんどの子が川の中での魚とりは初体験。とにかく楽しい。あっというまの２時間で、もう終わっちゃうのという声があふれます。

これが「石倉カゴ」絶滅危惧種ウナギを救う方法は何かないかな、と探していたところ、インターネットでその存在を知り、国土交通省の許可を取得し、2018 年３月に設置しました。これまでの調査で多くの生き物が棲みつき、効果絶大であることがわかりました。

石倉カゴから石を取り出すと・・・網の底に何やらうごめくものが。ドキドキの始まりです。

ウナギがつなぐ、子供と川　ウナギが絶滅危惧種になってしまった要因として、ウナギの棲める環境が減っていることに一因があります。川ガキが絶滅危惧種になった要因は、危険だから川には近寄らないという風潮によります。ウナギの保護運動が子供と川をつなぎます。

捕獲して、学ぶ神奈川県内水面試験場の工藤先生にお魚のいろいろを教えてもらいました。自分たちで捕まえた魚の種類を知る。だから真剣な眼差しになります。

国土交通省とのコラボ　国土交通省京浜河川事務所との協働で水質検査体験も行いました。お魚が棲める環境であることがわかりました。写真はPH検査。

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