NO団体名主な企画内容
15 NPO法人暮らし・つながる森里川海(神奈川県) 「生き物がいて、私たちがいる 「子どもたちよ!自然発見の旅に出よう」」
「子どもの時は子どもする」を合言葉に、地域の自然発見の旅に出る。海、山、川、田園地帯と豊かな自然環境で動植物の観察で生命の生きる力を体感したり、森と海が繋がっていることを学んだり、様々な楽しい企画を「馬入り水辺の楽校」を起点に活動。

速報レポート21 大人になっても忘れない すごいぞ!原っぱ

実施場所 馬入水辺の楽校
実施期間 2021年9月12日(日)
参加人数 子ども9人、大人10人、スタッフ3人=22人

時折、雨がちらつく天気でしたが、元気印100%の子どもたちが集まりました。
今日のテーマーはカマキリ調べ。楽校を一巡しましたが、草ボウボウで、隠れ場所だらけでありますので、なかなか見つかりません。それでも、なんとかオオカマキリ3、ハラビロカマキリ2を見つけました。
内一つはお腹の大きいハラビロカマキリ。産卵が間近のようです。虫眼鏡でお尻を観察し、雄雌の違いを確かめました。
原っぱを歩くと、バッタ類がものすごい数。ナガコガネグモ、ジョロウグモの巣が目につきます。
空には南に渡るツバメやコシアカツバメの群れ、ウスバキトンボも群れています。
子どもたちが「クロスジギンヤンマ」と叫び、網を振るいますが、高くて届きません。残念。
そこに本日の大スター登場。
竹やぶの下に「でっかい、へんな生きものがいる」との一報で、駆けつけると、クロメンガタスズメでした。幼虫は農園の畑でよく目にしますが、成虫を見るのは初めて。背中の髑髏マークが不気味ですが、人を魅きつける強烈な迫力に見とれてしまいます。触るとチチ、チチと鳴きます。もう、みんなビックリ。「蛾が鳴くなんて」と、大興奮。触りまくっていました。すると突然、大空に飛び立ちました。力強くてカッコいい飛翔にみんな唖然。あとを追いかけましたが、遠くに飛び去りました。
大人になっても忘れない。すごいぞ、原っぱの1日となりました。
この日はワークショップ「土手の下の湘南ピクニック」の説明会も開催。11月13日に開催される環境をテーマにしたイベントにちびっ子たちも参加してもらいます。カマキリ調べの壁新聞づくりや張り子の守り神づくりなどを実施していくことになりました。


草ボウボウの原っぱだけど、子どもたちが面白いと思えることがいっぱい詰まっています。

ツチイナゴの幼体。この日はあちこち、ツチイナゴだらけでした。

カマキリの雄雌の違いを調べました。


お腹の大きいハラビロカマキリ

僕のペット。ハラビロカマキリ。

クロメンガタスズメ。なんでこんな模様なの。背中の髑髏マークが強烈です。触るとチチ、チチ、チチと鳴きます。もうみんなびっくり。「蛾が鳴いている」と大騒ぎになりました。


お腹もすごい。ど迫力です。



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