NO団体名主な企画内容
25 守山リス研究会(愛知県) 「名古屋市に凄息する野生のニホンリス・ムササビ等哺乳類の調査・保全活動をする中での環境教育の実施」
調査結果からつくられたプログラム活動を大人と一緒に体験することで同じ目線で子ども達が体験学習・課題発見学習・グループワーク学習を体験し、更に子ども達だけで冒険できるフィールド活動を実施。

速報レポート1

活動日:2021年3月20日(土)9:30-13:30
活動場所:名古屋市守山区上志段味 東谷山
参加人数(小中学生や指導者などの参加人数):
     指導者:3人 小中学生:27人 高校生:1人 大学生:4人 大人:20人 合計55名

1. 結果 3月19日 13:30-15:00東谷山わなかけ活動(前日の準備活動)

 今回は、リス山の保育農園の園児年長が4名とKJ指導員、大学生で、わなかけを体験実施しました。 こどもたちは登りながら雨でうまった水切りをスコップで掘り起こしを4か所で実施しながら登りました。(畑に落ち葉と土が腐葉土化しているので最適)給餌台#2,3,10までどういう風にバネをつけ、穴のあいたクルミをぶら下げ、余分なクルミ10個をいれるところをみてもらいました。#10では、リスが捨てたクルミが腐っているか石で割って確認してみせました。中には腐っていないきれいなクルミも割ってみたらあったので、その身をカゴワナに入れるとともに、こどもたちにも味わってもらいました。そうしたら「生でもおいしい」といって、「これでリスがなぜクルミを食べるかわかった。こんなにおいしいんだもの」というこどももいました。この子どもたちの半分は捕獲のときも参加していましたので、両方あいまっていい経験学習ができたのではと思います。

2.結果  3/20 東谷山定期調査+なごや環境大学共育講座+りす捕獲調査

1)行動開始前:曇りから晴れでいい天気になり、しかも家族数11組でしたが、お子さんの人数が多く55人ほどなりました。全員の体温を測ってもらい、遠隔用のイヤホーン受信機を渡して送信機で話をしました。先発隊が出発してから、初めての家族がちらほら遅れて見えたので、リスは雨が降ろうが雪が降ろうが活動するので、リス研も同じですと説明するとある家族から「調査活動隊みたい」という声が聞こえたので、「その通りです」と説明し子ども達や大人の定点での計測を紹介しました。先発隊からのトランシーバーで#2で捕獲と連絡入り、全員が測定場所まで急いで移動しました。

2)捕獲調査活動結果

ホカク場所:給餌台#2  オス No.167 (追加赤バンド部) 体重:265g  睾丸が黒くなり始めていた。

 調査の様子から「リスをよく見ておいて、あとからその特徴をみんなにいってもらいます」といって、「ガリバー旅行記を読んだことあるか」、「その巨人の世界に貴方が入り込んだらあなたはどう思うか」と聞き、その気持ちがリスの今の気持ちであることを理解してもらい大学生さんの調査を開始。保定器に入れた段階で、オスメス判定を子ども達やお母さんたちにしてもらい睾丸とペニスによってオスであることを確認。リスと人間の睾丸の変化について紹介しリスは成熟するまでは睾丸が体内にあって体温で精子形成を停止していて時期がくると睾丸が下りてくることで精子形成開始となることなど紹介。今回は発信機にジオロケータセンサーがついていたので内容をダウンロードする一方、今年から調査するDNA鑑定のために毛をハサミで切り取り特別な容器に入れる様子なども実施し自動カメラに映る識別として赤の結束帯の一部を取り付け放獣しました。

 皆から見たままの特徴を手をあげていってもらい、いろいろ初めて参加された子ども達からも発言がありました。なかでもあたらしかったのは、(1)前足より後ろ足のほうが大きかったことを見た子ども、(2)耳の先に毛が生えていたことをいったこども、(3)ツメがとがっていたこと、(4)手のひらに赤い肉球があったこと、(5)ヒゲがあったのを見たこども、(6)おとなからお腹が白かったこと、(7)目が黒い(ヒトのように白目なし)こと、などでました。2本足で立つようにしてクルミなどを齧るため体重分散のため大きくなったこと、冬毛と夏毛のちがいと先端部分でのしもやけ防止のため毛が生えて夏は抜け落ちること、お腹が白いのも下の敵から見えにくい、背中がこげ茶なのも上の敵から見にくいというカウンターシェーデイングの考え方を紹介しました。

3)新しい一人3点発見活動

シデコブシがほぼ満開。気温が上がり昆虫や生き物が動き始めました。カナヘビ目撃2カ所でつかまえて初めての子ども達も手に載せていました。ビロウドツリアブ、イトトンボ、ベニホタル、クロオオアリなどが目撃されました。フトミミズが頂上でみつかり初めての3-5歳のこどもはまったく怖がってさわりませんでしたので、一人の子に掴んでてのひらに載せたところなんともないことがわかってつぎつぎに載せてさわっていました。自分の経験していない生物を怖がるのですが同じ年齢の子どもが触るとがぜん競争意識なのか触れるようになりました。

4)子どもテレメ調査活動

 中学生や小5の子ども達を中心にリスの追跡活動をアンテナと受信機をもって40分ほど実施。落ち葉をかきわけて音のする方向にどんどん移動し、リスが枝から枝を飛び移る姿を全員が目撃できたとのことでした。トランシーバでその様子が報告され、所定時間によって帰還の指示をしました。

5)東谷山での新しい調査7項目活動。ルーチン化できたので、今後定期5項目に追加して実施したい。

(1)山の等高線入り地図(2500分の1)

(2)塩分濃度導電率計測:ルーチン化 今回はNK姉妹、IW小5で実施。 新しい会員への指導と伝達を今後実施します。データ平均はほぼ麓を除いて同じレベルでした。

(3)炭酸ガス濃度計測失敗:機器作動していなかった(中国製で「記録中表示がない」ため作動有無が分かりにくい)

(4)紫外線強度計測ルーチン化:

(5)地温・酸性度・水分率の計測ルーチン化:NK姉妹、IW小5が計測・記録してくれました。 今回は水が十分確認されていましたのので浸み込む時間差だったことが判明。

3.結果:3/13-20のセンサーカメラでの撮影DDカード回収結果

夜間不明撮影が沢山ありましたが、どの動物も撮影されていませんでした。

(1)湧水計測場所 夜間不明撮影だけで姿不明。

(2)ネズミトラックトンネルカメラ  作業のみ撮影。(カメラ作動開始を作業後に実施するようにしたい)

(3)ムササビの塔(樹洞前)動画  風が吹き大木がゆれるためモーションセンサー作動が多い  森がゆれている

(4)ヌタバ1    作業のみ撮影

(5)ヌタバ2動画  作業および、トリが2種類撮影

(6)給餌台#10   作業のみ撮影以後なし。

(7)給餌台#6ビ/デオ  多数撮影あったが姿は撮影なし。  雨降りが続いたりすると電池消耗異常・カメラ異常が多発します。

4.計画相談  来年2月の東谷山シンポに向けた会員の調査発表の件

すこしづつ、子ども達/の発表や大人の発表についてこんなの調べて発表してみたいという声が出始めましたが、今後も継続募集します。

新らたに出さているテーマ事例:

(1)東谷山周辺のロードキルの発生状況からみた東谷山の動物状況 ロードキルの状況は、県が把握しているのでしょうか?他の地域への生き物の拡大するときの障壁や事故回避策なども考えてみたい。

(2)ネズミトンネルのネズミの映った回数と肉食獣の出現数。

(3)街と比べて東谷山に来るとなぜ気持ち良いのだろうか? (呼吸)空気がきれい。酸素が多い、炭酸ガスが少ない、PN2.5などのチリが少ない、(嗅覚)樹木や植物から気持ちの良い香り成分や化学成分(フィトンチッド)がでている、(聴覚)雑音が吸収されて静かで鳥や生物の鳴き声が心地よい、(視覚)目に飛び込む緑や自然の造形が心地よい (運動)坂をのぼるという体に負荷をかけることで気持ち良くなる、(活動)一人でなく仲間と和気あいあいで登るため気持ち良い などのいろいろな要素がありどれが一番重要なのか?

(4)トウカイコモウセゴケの棲息条件と生態(地温・酸性度・照度などの関係)

小中学生で昨年から今年にかけて調査したテーマでもよいと説明してまとめてもらうようにしました。

事例: くだものの甘さを糖度計での数字で数値化調査(小3)、 町のカビと森のカビの違い(小5)、 ジャノヒゲの落下バウンドの高さ比較(小6)  セミの寿命を確かめる調査(小6)、 羽毛と同じ紙の形のものの落下スピードの違いと様子の違い(小5)、 など

5 新しい活動の相談 会員が活動をしながらその健康や体力がどう変化しているか年齢別にデータがとれないか?の活動準備状況

看護大学生さんに相談した結果にもとづき、 血中酸素濃度、血圧、心拍数、呼吸数、体温、肺呼吸年齢、握力、にしぼり測定機器を調査したものを順番に検討しています。ご意見・アドバイス・ご希望を引き続きお願い申し上げます。(月報3月号で関連報告します)

1)まず4月から実施したいものとして(1)握力計 と(2)血中酸素濃度・心拍数・血圧測定器(SDカード記録)を購入。持参します。

2)(1)握力計は、年齢によってフレイルという虚弱状態になるとき、看護婦さんが手を握ってもらったりして握力を見ることで変化が分かるとのことで、会員全員が月1回麓で測定して記録しておきたいと思います。 (NT会員のほうで、この記録を会員個人カルテのように残す帳票、と会員の順番を検討してもらっています。子どもと高齢世代、20-50代の青年世代の順番で。

  N-Force デジタル握力計   ¥2980  握力 (中国製)購入手配済

3)(2)血中酸素濃度・心拍数・血圧測定器(SDカード記録)は指先にセンサーをつけ手首で記録したりみたりするもので、医療用機器レベルです。麓で装着して登り中も、頂上でも記録をとり、下山するまで装着しっぱなしにしてその行動における数字を残します。これを年3-4回(3-4ヵ月毎ぐらいに計測してその変化を見ます。)本来は安静状態で計測するものですが、相対的に体の変化をみるため活動中であえて使用します。 Nissei パルフィスWB100 ¥37800  (1)血中酸素濃度 (2)血圧 (3)心拍 連続SDカード記録(日本製)購入手配済。  

4)以下検討中のもの:

ミニライトピークフローメーター ¥4130  呼気速度計測用(肺年齢測定 医療機器喘息チェック用)(英国製)発注済

オムロン携帯型心電計HCG801  ¥22000 (日本製) 検討中。  (5)心電図  連続SDカード記録  発注検討中

ドリテック 手首式血圧計BM100BK¥2170  (2)血圧 (日本製)発注検討   ニッセイのWB100と一緒のため中止。

6.結果 3/18 白沢小学校トワイライトスクール

 今までやっていないプログラムで動物に葉が食べられないようにする植物の工夫の知恵比べ、とヘビがエサをとるための知恵比べをしたのち、浦島太郎の感想文つくりを実施。あらすじを言える子に少しづついってもらい、「なにか助けたこと」はないか、[お礼になにかをしてもらったことないか」の2点について順番に自分の経験をいってもらいました。いろいろ経験がだされましたが、こういう質問から、「自分の行動を客観的にいうという経験がすくない」ことがわかります。あらすじと自分の体験をつなぐ言葉をいれて、最後にカメの気持ちや助けたあいての気持ちを表現したことばや自分が助けてうれしかったことを書いておわる考え方を紹介。













速報レポート1
速報レポート2
速報レポート3
速報レポート4
速報レポート5
速報レポート6
速報レポート7
速報レポート8
速報レポート9 東谷山定期調査(なごや環境大学実行委員会としてのリス研活動動画撮影)
速報レポート10 東谷山定期調査+なごや環境大学共育講座
速報レポート11 夏の夜の夜間調査 (なごや環境大学共育講座)
速報レポート12 定期調査となごや環境大学共育講座+リス捕獲調査活動状況
速報レポート13 定期調査となごや環境大学共育講座+ガサガサ小川調査
速報レポート14  定期調査となごや環境大学共育講座+夜間調査

■別年度のレポート
2008年度 野生のニホンリスの保全・生態調査をする中での子供たちへの環境教育の実施 実施レポート

プログラム検索に戻る