速報レポート10 東谷山定期調査+なごや環境大学共育講座活動日:7月24日(土)
活動場所:東谷山 参加人数:指導者1人 小中学生6人 高校生1人 大学生:5人 大人:10人 合計23名 今回は夏休みに入ったこともあり、久しぶりに来訪された沼津高専のYAM会員1年生と中国から日本にこられてもう10年以上になり中国人やベトナム人の就労支援会社を運営しているChさん(もうChさんとは4-5年以上になり名城大学や各大学の中国人学生・社会人の観察会に来訪してもらったりお正月の中国料理パーテイーで交流継続しています)とその小2年のお子さんら、それにオーストラリア人のDR会員と足を骨折されて回復された奥様さまのひさしぶりの参加などがあったからです。 (Chさんは8月の第三土曜日に知り合いの中国人5-6家族の参加を計画されておりその下見を兼ねています) 3)一人3点新発見活動の状況(当日に新出くわしたものを報告しあい撮影・位置記録する活動) (b)二つ目は、頂上のエノキ(高さ4-5mほど)に10数匹のヤマトタマムシが飛びかう乱舞状態で交尾も幾例も展望台の最上位で手が届く場所で観察できました。それはそれは非常に壮観な状態でだれもが感嘆の声をだし、こんな情景を初めてしかも名古屋市で見るものでした。このタマムシの交尾の写真をいくつも撮影して名古屋市守山区の自然写真展に出品する第一号作品(IMU会員)ができました。今後もこういった発見をきちんと撮影して2号3号の写真作品になるようにしてゆきます。 (c)三つ目は、愛知県では絶滅危惧種II類ヒナノシャクジョウが2株他集団が発見されました。これはさらに南の麓では消滅してしまった種ですが、昨年とこの2-3ヵ月前に確認され発見が続いているものです。これを確認したのはINO会員で、きめ細かな視点と観察により確認できたものです。これは大事に記録観察し盗掘・消滅しないようにしてゆきたいです。 (1)麓でオニヤンマが飛行(2)まだウグイスの声(3)ニイニイゼミの声(3)アオゲラの大きな声(4)シロオビトリノフンダマシ(5)(6)オオシオカラトンボ3匹(7)クロオサムシ(8)新規モグラ塚3か所(9)ヤマアカガエル捕獲観察(10)オバボタル(11)シオヤアブ(12)コシアキトンボ(13)ハネカクシ14)ノコギリクワガタメス(15)オオモンシロナガカメムシ(16)マダラカマドウマ(17)コクワガタメス(18)コシロカネグモ19)カナヘビ(20)アブラゼミ声(鳴き始めた)(21)ノコギリクワガタムシ遺体にキイロシリアゲアリ集団(22)アブラゼミ遺体(23)ムネアカオオアリ(24)ミヤマクワガタ遺体2カ所(25)ヤマトタマムシ遺体(26)ヒラタグモ(27)クロクサアリ観察箱ではクサアリヅカコオロギ(再)(28)クロアゲハ飛行(29)カラスアゲハ飛行(30)モンキアゲハ飛行(31)エゾハサミムシ(32)名前不明キノコ多数(33)枯死落下枝にコゲラの穴2カ所(幅35mm縦30mm)(34)シロカミキリの脱出孔(35)麓でセアカゴケグモ(36)頂上で10数匹のタマムシ乱舞と交尾。(37)ヒグラシ声多数(38)ヒナノシャクジョウ (39)キンケハラナガツチバチ(40)マルガタナガゴミムシ(41)サビハネカクシ(42)ホソチャバネオガシラハネカクシ(43)トウカイコモウセンゴケ開花(44)カオマダラクサカゲロウ幼虫(45)ゴマダラチョウ(46)ナガニジゴミムシ(47)ヒラタグモ(48)アオバハゴロモ(49)ツヅミミノムシ(50)ミミズにたかるクロクサアリ(51)ヤママユガの繭(脱出済み)(52)羽毛フクロウか(53)アリヅカムシ(54)コシロカネグモ(55)オカジマイシノミ(56)マクラギヤスデ 今回の傾向は(ア)クワガタの目撃と同時に遺体の目撃も増加してきたこと(個体の増加とをそれをエサとする天敵の活動を反映か)(イ)大型のアゲハ(クロアゲハ、カラスアゲハ、モンキアゲハ)が頻繁に飛行し始めたこと(ウ)ヒナノシャクジョウの群を発見できたこと(エ)エノキとタマムシの繋がりと乱舞が確認(このエノキ保護が非常に重要となる)されたこと (オ)モグラ塚が別々の場所で増え始めたことなどです。 4)東谷山での新定期調査7項目活動(過去10年実施している日照計測器や定期5項目以外の計測)。ルーチン化により、今後もこの方式で実施したい。あたらしく会員となられたご家族にも順番に定期計測を見てもらい、体験して実施できるように進めています。 3.結果:7/17-7/24のセンサーカメラでの撮影状況 (カメラの動画設定・日時修正7/24完了) (4)ヌタバ1 7/19 02:55 耳が大きく立ってみえるが疥癬症のタヌキか、アナグマか 体は小さく顔がとがってみえる。 速報レポート1 速報レポート2 速報レポート3 速報レポート4 速報レポート5 速報レポート6 速報レポート7 速報レポート8 速報レポート9 東谷山定期調査(なごや環境大学実行委員会としてのリス研活動動画撮影) 速報レポート10 東谷山定期調査+なごや環境大学共育講座 速報レポート11 夏の夜の夜間調査 (なごや環境大学共育講座) 速報レポート12 定期調査となごや環境大学共育講座+リス捕獲調査活動状況 速報レポート13 定期調査となごや環境大学共育講座+ガサガサ小川調査 速報レポート14 定期調査となごや環境大学共育講座+夜間調査 ■別年度のレポート 2008年度 野生のニホンリスの保全・生態調査をする中での子供たちへの環境教育の実施 実施レポート プログラム検索に戻る |