速報レポート3 田んぼの生きもの調査活動日: 2023年5月28日
活動内容
活動場所: 河北潟の南側にある「生きもの元気米」の田んぼ(石川県金沢市才田町) 参加人数: 小中学生 3人 / 大人 5人 / 指導者 5人 / 合計 13人 農薬を減らし、生きものが元気な田んぼを増やしていくために、農家さんと協力してつくっている「生きもの元気米」の2枚の田んぼで、生きもの調査を実施しました。浸透性殺虫剤や畦除草剤の使用を使用しないこと、田んぼごとに生きもの調査をして、田んぼごとにパッケージして販売していることなど、「生きもの元気米」の取り組み内容を伝え、生きもの調査を開始しました。調査では、水生動物、陸生動物、植物の3項目を対象に、1枚の田んぼで約40分間おこないました。午前中に2枚の田んぼで生きもの採集をおこない、午後から室内で採集した生きものを確認しました。 最初は場所の確認から。いつもの田んぼとの位置関係も確かめました。これまでこの田んぼの生きもの調査はスタッフのみでおこなっていましたが、今回はじめて参加型で生きもの調査をおこないます。お米をつくっている営農者の方にも参加いただきました。毎年田んぼがつくられていることで、多くの生きものが命をつないでいることから、田んぼの生きもので農家さんを応援する仕組みができないか検討しています。 生きもの調査は、農事組合法人蓮だよりさんの田んぼ、つぎに綿村さんの田んぼで生きもの調査を行いました。田んぼが変わると生きものの様子も変わります。今回は近い場所の田んぼを続けてみましたので、種類は似ていましたが、片方にカイエビが多かったり、チビゲンゴロウがみられたりしました。蓮だよりさんの田んぼは、ハッタミミズが多く、農家さんが泥の中にいるハッタミミズを捕まえてくれました。田んぼごとに採集した生きものを区別してケースに入れ、町の研修施設へ移動しました。 つぎに水生動物を確認しました。顕微鏡でカイエビやミミズやヤゴやガムシなどを拡大して見ることができ、子どもたちも興味津々でした。赤とんぼ類のヤゴがたくさんみられました。 ゲンゴロウの幼虫をはじめて見れました。 ゲンゴロウを育てたくて、幼虫を見られて嬉しかったです。 速報レポート1 河北潟ごみ拾い・調査 速報レポート2 昔ながらの米づくり・田植え 速報レポート3 田んぼの生きもの調査 速報レポート4 田んぼの生きもの調査・農薬不使用の田んぼ 速報レポート5 ハッタミミズの田んぼづくり 速報レポート6 田んぼの生きもの調査 速報レポート7 ハッタミミズの田んぼづくりⅡ 速報レポート8 ごみを拾って湖であそぼう 速報レポート9 田んぼの生きもの調査 速報レポート10 川に入って生きものしらべ 速報レポート11 田んぼの虫を顕微鏡をつかってしらべよう 速報レポート12 田んぼの生きもの調査 速報レポート13 河北潟カヌー体験・カヌーでごみ拾い 速報レポート14 里山探検 速報レポート15 昔ながらの米づくり・稲刈り 速報レポート16 河北潟一日まるごと体験 プログラム検索に戻る |