NO団体名主な企画内容
16 NPO法人 河北潟湖沼研究所(石川県) 「「河北潟流域レンジャー」プロジェクトII ~困っている生きものたちを守ろう~」
河北潟流域で自然体験活動を行いながら、生き物が困っている状況について解説する。子どもたちがレンジャーとなって、実際に困っている生き物について調査、助ける活動を行う。生態系や環境の問題に気づくことのできる豊かな感性を育む活動。

速報レポート10 川に入って生きものしらべ

活動日: 2023年7月29日
活動場所: 浅野川(石川県金沢市)
参加人数: 小中学生  2人 / 大人 4人 / 指導者  5人 / 合計  11人
活動内容

 河北潟の流域を体感する活動として、河北潟に流れ込んでいる川の中・上流域において、川の環境について考え、川に入って魚をつかまえたり、水生昆虫をしらべる活動です。今回は、浅野川の中流域を訪れました。中流域の川らしさが残っているところです。





 川や海での水難事故が多いことから、最初に川に入るうえでの注意事項を確認。そのつぎに現在地の確認をおこない、川のはじまりから海にそそぐまでの地形と、川の特徴について先生の話を聞きながら考える時間を作りました。





 はじめて川に入る子供たち、川の中に入って、気持ちいい! 水の流れがあり、積み重なる石で歩きにくいですので、ゆっくりみんなで気をつけて、まずは川を渡りました。流れの無い浅いところで、魚とりを楽しんだ後、少し深いところへ。岩盤が出ている少し深くなっているところは、とても水が綺麗に見えて、アユがすばしっこく走る姿がみられました。流れがほとんどないところで、子どもたちも首まで使って、救命着で浮かぶことを良いことに川に浮かんで楽しみました。しばらくアユを捕まえようと頑張りましたが、断念。その後は、石と石のすきまに生息する水生動物をつかまえようと、採集方法を確認して、みんなで気をつけて観察・採集しました。午前中いっぱい川遊びを楽しみ、記念撮影をして午前部を終わりました。







 すぐ近くの青少年活動センターの部屋をお借りして、そこでお昼休憩。
 採集した魚や水生昆虫を、顕微鏡を使って確認しました。
 拡大してみると、鰓の動きや、なんとなく見えていた小さな生きものの細部までみえて、とても関心が高まります。

子どもたちの感想

どんこやあぶらはやをみつけました。かんさつがたのしかったです。かにのかにかにがたのしかったです。
きょうもたのしかったです。かわのなかにむしがいるとわかったです。

大人たちの感想

専門知識の豊富な方々との交流のもてる貴重な機会でした。農薬の問題をより身近に感じることができました。楽しかった。
町から近い川にも生きものの住みかがちゃんとあって、短時間でもたくさんの種類を観察することができて楽しかったです。普段川に自ら入ることが無いので、慣れている方と一緒にライフジャケットをつけているのが安心できました。ありがとうございました。
身近な川でいっぱい生きものがいて楽しかったです。同じように見えて違う種類だったりしておもしろかったです。これをきっかけに子どもが生きものに興味を持ってもらえたらと思います。
なかなか川に入る機会が無いので楽しく生きもの観察ができました。子どもにはとくにいい経験になるだろうと思う。自分の子どもの頃の記憶と比べるといない生きものもいるかもしれないという気配が合って少しさみしかった。



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