速報レポート13 河北潟カヌー体験・カヌーでごみ拾い活動日: 2023年8月27日(日)
活動内容
活動場所: 河北潟の南東部に流れ込む森下川の河口(金沢市才田町) 参加人数: 小中学生 4人 /高校生 1人 / 大人 8人 / 指導者 6人 / 合計 19人 河北潟は県内で一番広い湖で、昔は漁業が盛んにおこなわれ、シジミ貝や魚とりをしたり、湖で泳いであそぶなど、周辺住民の生活の場そのものでした。環境が変わり、生活の場ではなくなったことから、湖であそぶ子供たちも少なく、自然の素晴らしさを感じる人も少なくなりました。河北潟の体験活動として、カヌー(カヤック)で湖面に出て、河北潟の湖の自然のダイナミックさを感じるとともに、ポイ捨てゴミや、流域から流れてきたゴミが湖岸にたまっていることから、陸からは拾いにくいところにあるゴミを、カヌーで水面側から回収しようという活動です。 最初に現在地の確認をおこないました。子どもたちは田んぼの場所は覚えていましたが、今日の場所は誰もわかりませんでした。ですので、まわりの地形や、知っているところの場所を空中写真でひとつひとつ確認。小高い砂丘、対岸の干拓地、目の前の川などをみて、現在地を確認しました。今日の活動目的を伝えたところで、全員で自己紹介をおこないました。「今日はたくさんゴミを拾いたい」との男の子の元気な自己紹介にはじまり、参加した子供たち全員から、ゴミをたくさん拾いたいといった意気込みが聞かれました。高校生は、NPOの活動体験に今日から一週間参加することとなった海外から来たインターン生です。厳しい暑さでしたので、喉が渇かないよう水分補給に気をつけるよう呼びかけました。時々スタッフから休憩タイムを呼び掛けたほうが良いとのコメントもあり、カヌーに乗っているときもこまめに水分補給を呼びかけることとしました。 今年も河北潟カヌークラブのみなさまにサポートいただき、最初にパドルの使い方から学びました。パドルを練習したあと、カヌー艇への乗り方、ゴミの拾い方なども丁寧に教わりました。そしてゆずり合いながら順番にカヌー艇に乗り、水面に出ました。最年少5歳、小学生全員が1人乗り艇を希望したことには驚きました。みんな嬉しそうでした。 最初は水面に出たあたりで、自由練習。カヌーをうまく操れるようにと、ゴミのペットボトルを投げて、それを拾いに行くという練習がおこなわれました。小さいカヌー艇に乗った男の子1人はすぐに乗りこなして、素晴らしいものでした。陸よりも風があり涼しいですが、日差しが強い状況でしたので、こまめに水分補給を呼びかけました。 しばらくすると、こちらが呼びかける前に、ゴミ拾いがはじまりました。河北潟カヌークラブの方が回収したゴミを入れるボートを用意くださり、ゴミ袋がいっぱいになるとボートにゴミを置きました。岸に打ち上げられ、カヌーから取りにくいところにあるゴミも多くありましたが、パドルを上手に使って回収されていきました。大物を回収して満足の参加者もみられました。カヌーでのゴミ拾いは、やり甲斐の活動となりました。あっという間に時間が経ち、岸に上がる時間となりましたので、カヌーで全員で集まって記念撮影をおこないました。 岸に上がると参加者の一人が飲み物を支給くださり、テントの下で体を休めることができました。そのあいだに、回収したゴミを分別し、ゴミ調査を行い、ゴミの状況をみんなで確認しました。終了時には全員に感想をお話しいただき、思ったよりカヌーの操縦がむずかしかった、遠目から見ていると綺麗に見えていたのにカヌーで岸に近づくと意外なゴミがたくさんあって驚いた、カヌー体験とゴミを回収して自然を守る有意義な活動だったといった感想が聞かれました。
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